可不可さんのうた一覧 (カテゴリー：挽歌 並び替え：新着順)
|
|
- 逝く川面よっつ弾めば向かひ岸 きみも投げて反すか 礫 令和三年一月十日 5 横井さま「足元の石」へ・・・ もっと見る
- 何の肉か味見してよ 掻き混ぜて 掻き混ぜて溶けた塊 令和三年一月九日 1 物の状態を変へる事は料理も似てま... もっと見る
- 眼や口もと 演技より自然に ミステリアスだった 竹内さん 令和二年九月二十七日 6 BIGname続く中でも私ごのみ... もっと見る
- 大鴉よ ポォの封印とけたら 私を包め 闇の翼 令和二年九月十三日 8 レ・ファニュ『カーミラ』ぽい連作... もっと見る
- 焼けないで火照る素肌は夜ふけ 外人墓地の霧で冷やさう 令和二年九月十一日 7 山手十番館の前の墓地イメーヂ・・... もっと見る
- 雲ぬけて敵も味方も召され往く 友を見送る豚の眼ざし 令和二年九月七日 4 滝さんへ・・・ 『紅の豚』こん... もっと見る
- 灼けた銃声もろとも陽は墜ちて 赤いサイレン群がり急ぐ 令和二年八月二十七日 7 コタ様の 御歌みつけて 懐か... もっと見る
- 銀の弾 うつなら今 この左胸 はづすと二発め 待てないよ 令和二年八月七日 9 狼の 御歌の尻尾に 化けまし... もっと見る
- どの星にも根づかなかった君といふ小舟をダークマターへ帰す 令和二年三月二十日 9 猫さん「ナウシカ」一番すきでした... もっと見る
- 令和元年ラスト十三金 ジェイソンも遠くなりにけり 令和元年十二月十三日 3 今や古典・・・ もっと見る
- ハイドンの告別さながら一日また一日ほそりゆく蟲の音 令和元年十月十九日 7 昨夜の雨はげしかった・・・ もっと見る
- ドーヴァーを渡る先がけヴィヲロンはラヂヲの粗い波間に響き 令和元年九月十五日 5 ＢＢＣの暗号放送でした・・・ もっと見る
- アスファルト転がる蝉を街路樹の根もとへ蹴とばす 土に還れよ 令和元年八月三十一日 8 もっと見る
- 主もろとも絶たれた店の名 ともされて滲む宵闇 令和元年八月四日 5 滝さまへ・・・ もっと見る
- 捨てられた恋は沈んで海の底 すき透ったり青く光ったり 令和元年七月二十七日 7 もっと見る
- 今宵また死に損なふか 充電中 スマホに点る蛍火ひとつ 令和元年七月十日 9 おやすみ・・・ もっと見る
- 京マチ子といふ人の羅生門チラ見だけでも自分のブスさ判る 令和元年六月二十八日 5 もっと見る
- モロー描くサロメと同じポーズ 鏡に映して見るバスルーム 令和元年五月二十二日 9 ヨカナーンの首より大盛り丼ほしい... もっと見る
- その蟲も何かの餌になるでせう 人は孤独死で大騒ぎ 令和元年五月三日 6 コタローさま「名も無き蟲」へ・・... もっと見る
- 身は溶けて幹に梢に啜られて花と咲き散り貴方に踏まれ 平成三十一年四月二十二日 9 猫さんへ・・・ もっと見る
