可不可さん
のうた一覧
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遊びたい日と秋雨ぶつかって 意地はりあっても私の負け
令和元年十一月二十三日
3
濡れると白けるもの・・・ 早慶...
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雨ふっても晴れても秋といふ字は 今月いっぱい賞味期限
令和元年十一月十九日
5
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人波も渋滞するから山肌も信号の三色に染まって
令和元年十一月十五日
4
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君となら兎の隣に引越して 二度と帰って来ない観月
令和元年十一月十二日
5
やっと晴れて・・・
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また曇り舌うつ私 でも夏は日蔭へ日蔭へ逃げてた癖に
令和元年十月二十四日
7
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アイシャドゥ濃すぎる瞼みひらくと秋空こんなにも青い瞳
令和元年十月二十三日
5
ひさしぶり・・・
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真夏日は耳まで涼ませてくれた噴水いまは素通りされて
令和元年十月十八日
4
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台風の二番煎じか秋雨よ 溢れる水に水を継ぎ足し
令和元年十月十七日
4
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生身なら捕まりさうな銅像の素肌も冷めて来る短か日
令和元年十月十日
5
嵐の前の・・・
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連休へカウントダウンに割りこんで 台風まだ遠吠え 南海上
令和元年十月九日
6
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心がはり決めつけられる迷惑は紫陽花の特権でもある
令和元年十月八日
4
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昨日より暑くなったらショーパンにタンクトップで夏へ投げキッス
令和元年十月五日
9
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登校だけ降られて晴れて教室に籠る 湿気た肌の匂ひ
令和元年十月四日
4
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湧き水も冷たいけれど 私の躰めぐる血も負けてない
令和元年十月三日
3
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草むらに耳すますと溜め息も 秋蟲が夏バテなんて
令和元年十月二日
7
まだ暑い・・・
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日は短くても陽は鋭くて 焼けても良いよ君となら
令和元年九月二十八日
3
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お喋りもネタ切れ目と目からみ合ふ 横雲ひとすぢ月へ目かくし
令和元年九月二十七日
6
猫さん心配・・・
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人の波ひく後追って一つ又ひとつ畳まれる海の家
令和元年九月二十四日
6
人影を掃きて捨つるや秋の風
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ビルとビル隙間に細切れ虹かかる空も見上げず人また人
令和元年九月十七日
1
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ひりひり 火照る素肌を月光に浸して漂白 ひんやり
令和元年九月十三日
4
名月は雲に隠れて13金
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