詠み人知らずさん
のうた一覧
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總菜の包みを守る力ありそんな輪ゴムを解く食慾
平成三十年六月二十三日
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なんでかな二十年まへ書店にて見かけた新書の背を思ひ出す
平成三十年六月二十三日
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遠い地で吹奏樂の演奏があるらしいけど僕は雨聽く
平成三十年六月二十三日
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行きずりな雨の權威に怯まづに紫陽花は居る星なき夜も
平成三十年六月二十一日
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痛かつた蟲齒が拔けた空間で優しく噛めるコッペパンには
平成三十年六月二十日
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霧雨を傘で遮り行きました半額表示の手捌きを見に
平成三十年六月十七日
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ぱらぱらと小雨連なる曇天に佇む花はくまんばち積む
平成三十年六月十五日
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ひとの道猫横切つててくてくとお歸りですか夜の塒へ
平成三十年六月十三日
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神社から驛へ連なる細道に添ふ紫陽花は等身大だ
平成三十年六月十二日
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きらきらと散らばつてゆくお彈きの光り吾が目に清涼な時
平成三十年六月十一日
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薄くなり二つに折れた石鹸を塗つて擦らう黴びた洗面噐
平成三十年六月十一日
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譯もなくほつたらかしのレシートがラジカセの箱の横で寢てゐる
平成三十年六月十日
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雨の日はオレンジジュースの紙パックペチャンコにして片附けてみる
平成三十年六月十日
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地球をねもう何週も歩ゐたと云ひだしさうな百足のボディ
平成三十年六月九日
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ひんやりと惣菜賣場の肉ぢやがが有り難くなる夜もあります
平成三十年六月八日
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白晝に喫茶の店で珈琲はミルクを抱ゐて何の夢見る
平成三十年六月八日
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氣まぐれな雨に打たれる立葵破けはじめた傘から見てる
平成三十年六月八日
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暑さといふ時と歴史の感情を文にしやうとする肩胛骨
平成三十年六月七日
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とりあへず顎と齒で噛む感じかな圓く小さく薄いチャーシュー
平成三十年六月七日
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白兎二圓切手を拔け出して里へと歸る童話が慾しい
平成三十年六月六日
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