詠み人知らずさん
のうた一覧
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紫陽花がまるで花火が散るやうにその先云へば阿諛になるかも
平成三十年六月二十六日
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机にて雲脂をオモチャにするやうにえつちらをつちら時は過ぎてく
平成三十年六月二十六日
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食べ終へたプリン容噐に珈琲を淹れるのも良いそれ位かな
平成三十年六月三十日
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軟膏を肌のかぶれに塗ることで吾は内心に癒やしを求む
平成三十年六月三十日
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手の甲の濕疹徐々に消えてゆく徐々より徐々に雨降る朝だ
平成三十年七月四日
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平板な匙突き崩す氷菓から冷や涼とか夏を取り出せ
平成三十年七月五日
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あまりにも鮮明すぎるお寫眞が奪つてしまふ被寫體の翳
平成三十年七月二十日
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氣にかかるほどに鼻毛は延びてゐた野生に還る指先の技
平成三十年七月二十三日
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法の下人三化七漂へば美的秩序も亡命しやう
平成三十年七月二十六日
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海苔辨當だらけになつた二十時に近づゐて來た惣菜賣場
平成三十年七月二十八日
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お盆にはアイスコーヒーストローで吸つたコンビニ閉店してた
平成三十年八月一日
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夢芝居サビ入り前の伴奏を特に意味なく繰り返す腦
平成三十年八月三日
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穴あゐて臭くもなつた古い靴今朝は漸くゴミに出します
平成三十年八月三日
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足の指右の小指のマメ潰れ瘡蓋になり吾が身旅立つ
平成三十年八月二十日
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椿咲く冬訪れる朝の道公共料金払いに銀行
平成三十年十一月二十六日
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思ひ出し父の校歌の斷片を獨り呟き夜道を歩む
平成三十年十一月二十七日
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塔婆立つ墓地を後にしブラックの珈琲求む夏のコンビニ
平成三十年十一月二十八日
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人類と文明までも育んだ地球の小雨夜来聴かれず
平成三十年十一月二十九日
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開発が地球の髭を刈り込んで時を過ごした廃墟と藪だ
平成三十年十一月三十日
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晴れた日は蒸気機関車見に行こうそう思いつつ二年が過ぎる
平成三十年十二月八日
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