詠み人知らずさん
のうた一覧
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店頭の長い袋で傘包みパンの値下げを待つ十九時半
平成三十年十月十三日
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憂いなど捨ててしまえと言うような葉を散らかした裸の銀杏
平成三十年十二月二日
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ブランコは稚児よ遊べと公園に影を落として月を見上げる
平成三十年十二月十日
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美ら海はニライカナイを悲しくし土砂に埋められ憤怒を握る
平成三十年十二月十五日
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平べったい餅が一枚麺のうえそんな時代と寝てまた起きて
平成三十一年一月四日
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ユーモアとお調子者に嫌気して立身出世諦めた宵
平成三十一年一月八日
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炭酸のペットボトルは冷たくて電気炬燵の温もりを乞う
平成三十一年一月八日
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紫陽花の色附く塀を見て歩む半額になる辨當求め
平成三十年六月三日
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纖細な視點で一首詠みたいと思ふ燕の飛行なのです
平成三十年六月四日
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白兎二圓切手を拔け出して里へと歸る童話が慾しい
平成三十年六月六日
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雨の日はオレンジジュースの紙パックペチャンコにして片附けてみる
平成三十年六月十日
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譯もなくほつたらかしのレシートがラジカセの箱の横で寢てゐる
平成三十年六月十日
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霧雨を傘で遮り行きました半額表示の手捌きを見に
平成三十年六月十七日
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スーパーの隅に見つけた模型誌が今の俺には凄く重たい
平成三十年七月二十七日
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大水の跡を傳へる坂に猫佇んでゐる宇宙の隅で
平成三十年八月六日
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人生に躓ゐたとか思ふとき何故か視線に露草は咲く
平成三十年八月二十日
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ぴつたりと眞空パック加工され竝んでゐるよトウモロコシが
平成三十年九月十七日
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指先で入力をする文字たちよ夢のちいさな通い路となれ
平成三十年十一月十二日
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懷かしくなんかないよと銀杏降る斑の道を今年も歩む
平成三十年十一月二十七日
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水の値の跳ね上がりたるのちの世や誰がその子にミルク与えん
平成三十年十二月八日
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