アガサさん
のうた一覧
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早春の風は白銀 後悔の 鐘を鳴らして吹き抜けていく
平成三十年三月十日
8
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都会棄て 山里に住む あなたから 愛愛愛の こごみきました
平成三十年三月九日
7
この冬 姉さんは島根の山奥に行っ...
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啓蟄で のっそり出てきた ふさぎ虫 やる木の花芽は 食べるでないぞ
平成三十年三月九日
8
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近づける さんてんいちいち 想えば 今日の 氷雨は痛く 天より刺しぬ
平成三十年三月八日
6
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ホワッツ ニュー 疾風の如き 世の流れ ここに留まり 空みていたい
平成三十年三月七日
7
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曉の覺えも知らぬ 迷ひぞら 紅ひきたれば 心踊るや
平成三十年三月六日
6
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迷ふたか 荒ぶる風まで從へて 目隱し取れや 春さんこちら
平成三十年三月五日
9
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付け焼き刃の 短歌を詠んで 日が暮れる もうどうなりと あっち向いてホイ
平成三十年三月四日
6
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泣く母の 手を振り切って 遊んだ夜も 今も昔も「すきだよ」母さん
平成三十年三月四日
7
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花の下 願ひて眠る 君なれど 此岸の吾は 如何に愛づべき
平成三十年三月四日
5
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木蓮がお待ちどう様と挨拶したら もう いちにっさんで 百花繚乱
平成三十年三月三日
5
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春風よ ぬらりくらりと停まれよ 花の命は短いのだから
平成三十年三月三日
7
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まほろばの大和の國の言の葉の愛しさ募る齡重ねて
平成三十年三月二日
10
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神さびて 母が自分に 子守唄 ヤケに陽氣で エンドレスなり
平成三十年三月一日
5
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うたのわ の袖振り合ふも樂しけれ 何處の歌人と知る由無くも
平成三十年三月一日
13
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君逝きて現身悲し幾星霜逢瀬重ねる春の夜の夢
平成三十年三月一日
9
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歳経れば 猫も人に近づきて寝言イビキに 口ごたえ
平成三十年二月二十八日
6
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爆弾やゲリラなんぞと物騒な気象用語も世相映して
平成三十年二月二十八日
8
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春の菜の苦きが口に拡がりてふと蘇るあの日の別れ
平成三十年二月二十七日
5
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何をせでまばたきの間に忘れ去る小さき母は陽だまりの中
平成三十年二月二十七日
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