詠み人知らずさん
のうた一覧
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産土のはくしの姫の守る海は徒の心を寄せぬ紺青
平成三十年七月十四日
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椀のなか直ぐなるエノキ拾われて円形のかさで我が胸をさす
平成三十年七月十三日
8
昨日鍋からこぼれたエノキがね。 ...
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丸い手が石ころぼうしを呉れてから心地の好さを冠りつづけた
平成三十年七月十二日
1
石ころぼうしが、かなり欲しかった...
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数行の君の韻律ふみ続け僕は抱きしむ死を越える詩を
平成三十年七月十二日
12
鵺雛さまのコメントから頂いて。 ...
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唇に熱のふきだし現れてレディー然とし居座るおつもり
平成三十年七月十二日
7
秋さまのコメントへ 口唇ヘ...
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何でもを探せたら良い正しさに揺らぎの有ること知られると好い
平成三十年七月十二日
7
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地面から犬抱き上げて腕へと熱塊すくった気持ちの夜に
平成三十年七月十二日
6
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風とおい湿った浅間さまの日に夜市は指差す 感傷の燈を
平成三十年七月十二日
8
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もう生まれ無いで良いなと寄り添って眠った猫のひゃくまんいっかい
平成三十年七月十一日
11
ほぼ私信 「百万回生きた猫...
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いちにちに何食摂っていますかと問診された2ヶ月程まえ
平成三十年七月十一日
4
バレてるらしい。
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ぼんやりと続いてはいるお話をかき出す事が大儀なのだわ
平成三十年七月十一日
5
めんどーい しんどい ヘ...
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ふやかしたフードに包んだお薬が机の上から消えるイリュージョン
平成三十年七月十一日
7
勝手に食べたわね······。 ...
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明朝体くずれてポップに見える画の向こうで「ゴシック」を検索にかけ
平成三十年七月十一日
4
うたのわが、文字体混ざってるよう...
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亡くなって惜しまれたって遅いのだその才のある内に見付かれ
平成三十年七月一日
7
中島敦。 今は漫画やアニメ...
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横つなぐぶっといラインが煩わしいぽかんと独り空想してたい
平成三十年七月一日
10
ここってSNSなんだよねぇぇ。 ...
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あたまいたい読み易いのは近現代日本文学短編集なの
平成三十年七月一日
7
美文が好きだよ。 中島敦が...
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青鬼の在所は涙痕果てた海何を友とし得たか善きひと
平成三十年六月三十日
10
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手に入れた勇気はこぎつね温めて人の悪意を知るはこれから
平成三十年六月三十日
9
蛮勇と知ることと問い掛けと ...
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光明と技芸の神のみもとにて歌うミューズと遊べペガサス
平成三十年六月二十八日
10
ペーガサスファンタジー♪ ...
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羽を持つ蝶で有るなら声止むも届く花まで休む葉まで舞え
平成三十年六月二十八日
7
私は整ってないし、障害を代表して...
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