煩悩さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 蛍火の瞳をもったあなたが見つめるさきに血のごとき街 平成三十年三月一日 6 もっと見る
- 求めたものがイカロスであるとも知らずに弾ける命を誘蛾燈に聞く 平成三十年二月二十八日 6 もっと見る
- 雷撃の爆撃機にあこがれた野球肘の少年と無人島 平成三十年二月二十七日 4 もっと見る
- 渋滞を飛びこえていく大阪の救急車になろう ふたりで 平成三十年二月二十五日 4 もっと見る
- 雨だれが上昇していくその嘘を信じてくれた君を信じる 平成三十年二月二十四日 6 もっと見る
- 真昼のエッフェル塔からばらまいた無限大の札束 平成三十年二月二十三日 5 もっと見る
- 一度きりのチャンスを逃した落ちる鳥と笑みをかわそう 平成三十年二月二十二日 6 もっと見る
- かえらざる父の樹の枝に吊るした空き缶を撃つ空気銃 平成三十年二月二十一日 4 もっと見る
- 枝ゆるす冬の猿よ透明な木をしらざやるや 平成三十年二月二十日 3 もっと見る
- 水筒のなかの真水を飲みほせば木もれ日にのこるくらきこころは 平成三十年二月十九日 7 もっと見る
- いつまでもやってこないドン・キホーテを忘れてしまう春の風車塔 平成三十年二月十八日 8 もっと見る
- エドガー・アラン・ポーと嘘を忍ばせたリュックがキャンパスを歩く 平成三十年二月十七日 8 もっと見る
- 嘘だらけほしのひかりに背いては葉裏で雨を恨んで眠る 平成三十年二月十六日 6 もっと見る
- 鬱々と泥田にはだしを任せれば五月の花野のウエディングドレス 平成三十年二月十五日 6 もっと見る
- 家康や織田信長や秀吉にもてあそばれるほととぎすの舌 平成三十年二月十四日 5 もっと見る
- 森林に覆い隠されてしまった野ウサギにかぶさり雲になってしまうフクロウ 平成三十年二月十三日 5 もっと見る
- 菜の花がキャンバスのなかから一羽となって春に舞い落ちる 平成三十年二月十二日 5 もっと見る
- 道化師の瞳の星のさみしさがもし花なら紅になろう 平成三十年二月十一日 6 もっと見る
- 落下する砲弾に圧死する外野手のグローブに白球がありき 平成三十年二月十日 8 もっと見る
- おはようのかわりに投げた硬球にシカトされたままセンター返し 平成三十年二月九日 6 もっと見る
