角谷守さん
のうた一覧
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全力で振り抜くティッシュケースから飛び出し君の顔を覆った
平成二十九年十一月二十三日
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死んだ。 首吊り自殺のためにあるブランケットは細く結われて
平成二十九年十一月二十三日
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手相を変える手術を受けたから手鏡に訊く世界で最も美しい人
平成二十九年十一月二十三日
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青春が白銀灯に照らされてぬめる緑の虫かごの夜
平成二十九年十一月二十二日
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「実は僕、短歌も詠める」という人はホームセンターで売っていますか?
平成二十九年十一月二十二日
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黒色の消しゴムを持つ左手は有無相生の真理を示す
平成二十九年十一月二十二日
5
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言うまでもないこと言うこと言えぬこと告げる口先鋭く尖り
平成二十九年十一月二十二日
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黒鉛を散らした都会の闇があり充電切れの何かが通る
平成二十九年十一月二十二日
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透明な瓶に透かした風景がもう届かない 出られないから
平成二十九年十一月二十一日
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天才と云われた頃のたんぽぽと我の心は枯園をゆく
平成二十九年十一月二十一日
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空いた手でポテトチップスの膨らみをパチリと潰し冬と出会わむ
平成二十九年十一月二十一日
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有名な歌人の朝のツイートがだんだん伸びて千切れた朝です
平成二十九年十一月二十一日
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大喜利の短歌を抜けた飛行機がクルリクルクと止まって墜ちた
平成二十九年十一月二十一日
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暖房の煙たい匂いが残る部屋 剥いた檸檬は冬めき立って
平成二十九年十一月二十日
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ニーチェ読む少女は歌壇に名を連ね不良少年警官となり
平成二十九年十一月二十日
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画用紙とハサミとのりの世界からペンが生まれて点が生まれた
平成二十九年十一月二十日
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カリカリと床を読み込む竹箒ふわっと舞って卒業の日
平成二十九年十一月二十日
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中庭は哀しからずや壁面の卒業製作あめにうたれて
平成二十九年十一月二十日
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カーテンの窪みに隠れた月面とフローリングの蝿の臨終
平成二十九年十一月十九日
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歳時記に新年があり新年に大晦日がある年の瀬のこと
平成二十九年十一月十九日
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