角谷守さん
のうた一覧
(カテゴリー:その他 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
シャーペンをはじめて使う中学の窓の雲へと芯は飛び去り
平成二十九年十一月二十九日
7
もっと見る
下敷きで造りし机の国境に不法入国したる冬蝿
平成二十九年十一月二十八日
6
もっと見る
血の池にペンキの赤を塗った人も降り立つ恐山の夕焼け
平成二十九年十一月二十八日
5
もっと見る
黒帽の男踏みたる落葉をたしかめたしかめ拾ひし夕べ
平成二十九年十一月二十八日
5
もっと見る
ポータブル充電器をぶら下げたスマホの横を夫婦が通る
平成二十九年十一月二十八日
4
もっと見る
天気予報を閲して行きし彼の街の夜雲を指して「空」といふ君
平成二十九年十一月二十七日
4
もっと見る
じゃり道の轍はいつも泥濘へ 雨上がりには子供等がいる
平成二十九年十一月二十七日
4
もっと見る
雨の日のビニール被った新聞が一番好きな新聞だった
平成二十九年十一月二十七日
4
もっと見る
雨戸閉め、間違い電話に聞き入って、受話器しかない生きている今
平成二十九年十一月二十七日
3
もっと見る
トイレットペーパーの芯を手で塞ぎ、叩いたような音のする咳。
平成二十九年十一月二十七日
5
もっと見る
教室の机を蹴った先生と野菜売り場ですれ違う 今日
平成二十九年十一月二十四日
6
もっと見る
金網に傘と眼鏡が掛けてある街の神社に参る人なく
平成二十九年十一月二十四日
4
もっと見る
地球儀の青を薄めるためにだけ存在しているアタカマ砂漠
平成二十九年十一月二十四日
4
もっと見る
瞳孔が開きっぱなしの月曜に雨は瞼を叩いて滲む
平成二十九年十一月二十三日
6
もっと見る
全力で振り抜くティッシュケースから飛び出し君の顔を覆った
平成二十九年十一月二十三日
5
もっと見る
手相を変える手術を受けたから手鏡に訊く世界で最も美しい人
平成二十九年十一月二十三日
7
もっと見る
青春が白銀灯に照らされてぬめる緑の虫かごの夜
平成二十九年十一月二十二日
5
もっと見る
「実は僕、短歌も詠める」という人はホームセンターで売っていますか?
平成二十九年十一月二十二日
6
もっと見る
黒色の消しゴムを持つ左手は有無相生の真理を示す
平成二十九年十一月二十二日
5
もっと見る
言うまでもないこと言うこと言えぬこと告げる口先鋭く尖り
平成二十九年十一月二十二日
5
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
>>