内藤芽亞さん
のうた一覧
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黎明が夜で止まった町照らし朝がかすかに動き始める
平成二十九年十月十七日
8
日の光って人の体内時計をリセット...
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夜空裂く流星見つめ鈴虫達「すてきな夜ね。」と大合唱す
平成二十九年十月十六日
1
鈴虫達は流れ星にうっとりして歌っ...
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薄雲が広がる空を飛行機が裁断していく昼の十二時
平成二十九年十月十五日
8
お昼の休憩のときって飛行機がよく...
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秋風月揺らす草原手を伸ばしすすきを取りて夜空に透かす
平成二十九年十月十五日
6
秋風月のうたが気に入らなかったの...
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早朝の寝ぼけ眼をどか雪が薄明飛ばし白くつき射す
平成二十九年十月十四日
4
「空の辞典」という本が届いたので...
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風さえも通らなくなる夜道にて自転車こいで風生み出し中
平成二十九年十月十四日
3
昨日の夜中コンビニに行く途中、信...
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雨あがり曇天晴れて雲間から射す光芒が水溜り干す
平成二十九年十月十四日
5
雨が上がった後の雲から射す日の光...
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寒い夜冷えた体が氷のよう早くお風呂で溶けて消えたい
平成二十九年十月十三日
6
お風呂ってやばいですね。 目を...
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手花火を夏の供養に一つ燃す落ちた火玉を秋風冷やす
平成二十九年十月十二日
9
昨日線香花火を抽斗の奥に見つけや...
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満月を 愛でる者らに 物申し 我らも見ろと またたく星ら
平成二十九年十月十一日
5
星って満月の時には月光のせいでよ...
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雨の日に 匂い全てが 地に沈み 雨の香りの 世界になった
平成二十九年十月十日
12
雨の日の独特な匂いが好きです。 ...
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翆まとう 山々の中 緋を注ぐ 紅葉見つかり はにかみ笑う
平成二十九年十月十日
6
秋が始まる前、緑の山の中に一本だ...
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この場所は 昔たき火の 煙在り 今は工場の 黒煙が在り
平成二十九年十月九日
6
昔、冬によくたき火をしていた空き...
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荒れた川 流されゆくは 川魚 逆らいゆくは 白鳥のみか
平成二十九年十月八日
4
台風の次の日って、川の流れがすご...
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寒中の 波間に落つる 小米雪 溶けていく瞬間 見つめる一人
平成二十九年十月五日
6
この前寒中水泳する夢を見たから作...
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寒空に 鋭く響く 鹿の声 星空を裂く 流れ星が如
平成二十九年十月五日
6
田舎は鹿の声がよく聞こえるのです...
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何処からか 私の鼻に 秋風が 屆けてくれた 金木犀を
平成二十九年十月五日
2
秋と言えば私は金木犀だと思います...
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夕暮れに 浮かぶ月見て 暦見る 十五夜と知り 夜待ち望む
平成二十九年十月四日
6
そういえば今日は十五夜だったな。...
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