日置鳩子さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
旅に出た本燕をつかまえに行く心は水溶性なのだから
平成二十九年十月三十一日
15
詠み直しました。 拍手を下さっ...
もっと見る
君はそのアクアで彼女を抱いたとか萩の葉の露はすこし青い
平成二十九年十月二十九日
11
もっと見る
霧雨の睫毛に触るる瞬間に君呼びたまへ下の名前を
平成二十九年十月二十九日
17
H25.9
もっと見る
入日さす池泉の庭に人絶えて藤の黄葉のそそと吹かるる
平成二十九年十月二十九日
21
もっと見る
夕やけにワルツを踊るオルゴールの硝子の破片の音のしてやむ
平成二十九年十月二十九日
14
もっと見る
ほうほうと秋の陽さして甕棺の石膏部分のちいさく光る
平成二十九年十月二十九日
22
もっと見る
あわれ蛾の速読さるる本のごとせわしく水道管で羽ためく
平成二十九年十月二十七日
15
もっと見る
針山のようになりたり夕雲のジョウビタキの声に貫かれて
平成二十九年十月二十七日
15
もっと見る
虚空へとソメイヨシノの吸い込まる一節切の音の閃いて
平成二十九年十月二十六日
13
H26.3
もっと見る
土の香は死の深淵と気づくらん捻れねじれてアリストロメリア
平成二十九年十月二十二日
20
H29.4
もっと見る
こんこんと遺物に一日向き合いて宮殿になりゆく考古学者
平成二十九年十月二十一日
13
口語と文語が交じっていたので詠み...
もっと見る
泣いている子の独裁者となる日までシッカロールの夢でおやすみ
平成二十九年十月二十日
10
もっと見る
胸奥の水琴窟を響かせて夜明けの博多駅南二丁目
平成二十九年十月二十日
9
H26.2
もっと見る
一休のように最期は喚くのか崩れ落ちる刹那の線香
平成二十九年十月二十日
8
もっと見る
結納に枇杷は良いかと問う客に詳しく知らぬと花屋のバイト
平成二十九年十月十九日
12
H22.7
もっと見る
真夜中に赤、赤、赤と点滅する濡れた車道のガラスの破片
平成二十九年十月十九日
3
もっと見る
あたたかくして早めに寝て下さいね薬剤師の温もりひとつ
平成二十九年十月十八日
2
もっと見る
薄氷に滑りながら本鴨の米をつつきこぼし喰い、またこぼす
平成二十九年十月十八日
10
もっと見る
七十歳に「八十四円のお返し」と渡される冷えたリウマチの手で
平成二十九年十月十八日
9
もっと見る
叶わぬと知りて隣で口にする嫌われたくてピアニッシモ・ベヴェル
平成二十九年十月十五日
15
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
>>