日置鳩子さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- ぱたぱたと同僚の席を後にする不登校の娘と昼を摂るため 平成二十九年十一月十二日 15 もっと見る
- 烏賊釣りの船より見れば太刀魚のギラッギラッと薙ぎて消えゆく 平成二十九年十一月十日 14 歌詠まぬひとの言いつ。 H26 もっと見る
- 見守られ産卵している海亀はマリア・カラスの薔薇を知らない 平成二十九年十一月十日 8 もっと見る
- 朝明けに三味線鳴りてむらさきの薔薇しのぶれど雫を落とす 平成二十九年十一月十日 10 H26.8 もっと見る
- にじんだり時に溶けたり色づいたり水溶性なのでしょう人は 平成二十九年十一月十日 13 もっと見る
- しずかなる時を曳きて寒昴手押し車の影渡りきる 平成二十九年十一月九日 15 もっと見る
- 傷ついた心を凍土にビルを建て東京だとはあわれ世の中 平成二十九年十一月九日 14 もっと見る
- 地に眠り今後ひと目に触れずとも遥かなれや弥生の土笛 平成二十九年十一月八日 20 もっと見る
- 幼き日は海と思いし猪苗代湖の爪先をちいさく焦がす鳥影 平成二十九年十一月七日 11 H24 もっと見る
- イエスって言うわ「女性は奴隷か」と街で聞かれたら ねぇ、ジョン・レノン 平成二十九年十一月七日 10 ジョン・レノン『女性は奴隷か』 ... もっと見る
- 思ったよりやわらかい眉と撫でていたらふと目を覚まし君のはにかむ 平成二十九年十一月七日 0 H19 もっと見る
- 白昼の紋無の告ぐ地球は錨を投げた時の泡沫と 平成二十九年十一月七日 11 もっと見る
- ソニックは音速の中を走り抜け驟雨に潤ぶ紅き縞蚯蚓 平成二十九年十一月六日 11 へし切様、雷鳥様、月虹様、ino... もっと見る
- 菜花ではなくてオンシジュームでなく山茱萸でなく銀杏のきいろ 平成二十九年十一月六日 9 もっと見る
- かじかんで配達の人の取りこぼす百円玉の渡る霜月 平成二十九年十一月五日 5 もっと見る
- ぽこぽこと鍵や判子の作られてあわい世界をむずかしくする 平成二十九年十一月四日 13 もっと見る
- 荷台から落ちた巨峰の歌い出し溶けだしていく銀のフラミンゴ 平成二十九年十一月四日 1 もっと見る
- ジョイフルの灯りをこころの温もりにエプロンを干す介護職員 平成二十九年十一月三日 13 H20.10 もっと見る
- みずいろの夕べに農薬撒くひとの軍手の徐々に湿り気を帯ぶ 平成二十九年十一月三日 13 もっと見る
- 百年の孤独の酒のしるしると臓腑に沁みて花となりたり 平成二十九年十一月一日 20 H26.5 もっと見る
