横井 信さん
のうた一覧
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遠雷にチカラをなくす蝉の声 原爆の日のワクチン接種
令和三年八月六日
14
今日は2回目のワクチン接種。ちょ...
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青空に雲の描いた夏模様じっと待ってる遅れた列車
令和三年八月五日
13
空に浮かんだ雲は気持ち良さそうで...
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突然の雨で汚れた革靴のひと足早く来る夏休み
令和三年八月四日
14
お盆の連休にはちょっと早い夏休み...
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降り出した雨に濡れてく夏草にそっと生まれた風のやさしさ
令和三年八月三日
11
朝に雨が降って涼しい風が吹いてま...
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草むらに打ち捨てられた自転車のじっと見上げる夏色の空
令和三年八月二日
14
捨てられているのか草が伸びただけ...
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八月の稲穂は揺れるさざなみの風にはじまる棚田の実り
令和三年八月一日
12
水田の稲にも稲穂が出て。
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蝉しぐれ暑いさ中に雨雲のそっと近づく夏の夕立
令和三年七月三十一日
11
夕方に散歩に出たら、遠くから雷の...
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まだ青い柿を数える果樹園のステレオで聞く蝉の合唱
令和三年七月三十日
14
どっちからも大きな蝉の鳴き声が。
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曇天の夏の工事の道端に力尽きてる蝉の亡骸
令和三年七月二十九日
12
朝に俯いて歩いていたら。
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産まれ出づ一日分のお日様を求めて蝉は梢にのぼる
令和三年七月二十九日
13
朝から木の高いところから蝉の鳴き...
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ゆっくりと開く扉の列車へとすっと乗り込む蝉の合唱
令和三年七月二十七日
15
駅に停車する毎に元気な蝉の声。
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シジミ蝶 小さな花を越えてゆく風を待ってる夏の草むら
令和三年七月二十六日
14
まだ風も穏やか。
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照りつける陽射しの中を駆けてゆく汗にまみれた夏のグランド
令和三年七月二十五日
13
夕方でもまだまだ陽射しがきついで...
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夏空に風を連れてくオニヤンマ暑い盛りの梢の葉擦れ
令和三年七月二十四日
12
暑さを避けて夕方に散歩。日向を避...
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文月のかがやく月に蝉は鳴く静かに終わる夏の一日
令和三年七月二十三日
15
満月かな。明るい夜道に。
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まだ青い柿の果実を見上げては虫取り網で追いかける夏
令和三年七月二十二日
10
虫取り網を持って散歩する子供たち...
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痒いけどじっと我慢の虫刺され夏は元気な広い草むら
令和三年七月二十二日
9
知らないうちに虫に刺されて。
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今日もまた暑い陽射しの中を行く無人の駅の蝉の出迎え
令和三年七月二十日
12
蝉ばかり。日に日に蝉が元気になる...
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街路樹を飛び立つ蝉に驚いてマスクを外す暑い朝風
令和三年七月十九日
12
この時期のマスクが暑い。
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珈琲の氷はそっと溶け出してやさしく浮かぶ夏色の雲
令和三年七月十八日
14
朝のコーヒーを飲みながら。
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