横井 信さん
のうた一覧
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濡れた傘引きずり駅の階段をふらりふらりと踊る秋風
令和四年九月二十二日
10
涼しくなりました。
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目の前をそっと流れる風を追うふわりと揺れる秋の道草
令和四年九月二十二日
9
一気に秋っぽくなりました。
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虫の声ひときわ高く台風の過ぎた夜空に星のまたたき
令和四年九月二十日
11
夜は急に涼しくなりました。
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強風がビルのあいだを抜けて行き町はしずかに動きをとめる
令和四年九月十九日
9
電車も夕方にはとまりました。明日...
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黙りこむ部屋であしたの準備して嵐の前の風を見ている
令和四年九月十九日
8
台風はゆっくりですね。自分の住ん...
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秋バテてそっとねむった休日の野辺ゆく風に嵐の気配
令和四年九月十七日
9
まだ遠い台風ですが、外に出ると田...
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少しずつ秋へと進む草むらにそっと踏み込む疲れた一歩
令和四年九月十六日
10
最近は秋バテというのもあるようで...
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堤防の若いススキの穂にふれてみどりの風は薄くなってく
令和四年九月十五日
10
朝の風はちょっと軽くなった気がし...
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秋風の遠い地面を踏みしめて重いカバンをぐっと抱える
令和四年九月十四日
9
ちょっとバテ気味でパソコンの入っ...
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踏み切りにエノコログサの揺れているまだまだ暑い長月の朝
令和四年九月十三日
12
景色は少し秋っぽくなりましたが、...
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長月の東の空の薄雲にオレンジ色の月は顔出す
令和四年九月十二日
8
ちょうど駅のホームから月の出てく...
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まだ夏と入道雲の立ちあがる九月の空にあゆみを止める
令和四年九月十一日
10
夕方に散歩をしながら、まだしっか...
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水たまりそっと避ければまだ青い西陽に揺れる九月の稲穂
令和四年九月十日
10
早い田んぼでは稲刈りも行われてま...
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もう秋と雲の隙間の月を見る駅のホームに鈴虫の声
令和四年九月九日
9
今日は雲が多くて満月は見えず。
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遅れてる電車は急ぐ田園の激しい雨の朝の踏み切り
令和四年九月八日
5
急いでいたのは朝、起きれなかった...
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またひとつ積み上げられた本を見て秋は長いと余裕の笑顔
令和四年九月八日
13
ちょっと分厚い本を買いました。
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田園に遠い嵐の風が吹くそっとただようみどりの香り
令和四年九月六日
10
台風は遠くを通っていくようですが...
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もう蟬の声もここまで届かない残暑の続く街に吹く風
令和四年九月六日
13
在宅で仕事をしていても、ちょっと...
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ゆっくりと町を歩けばまだ夏の入道雲が手まねきしてる
令和四年九月四日
11
気温は少し下がって、散歩はしやす...
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まだ青い柿の実ひとつ風に揺れ蝉はゆっくり鳴きやむ晩夏
令和四年九月四日
9
ツクツクボウシの合唱も途切れ途切...
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