横井 信さん
のうた一覧
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北風に負けじと白い顔を出す冬の野菜に朝陽があたる
令和四年十二月九日
9
駅までの道から見える畑に。
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僕たちの夢の続きを知りたくてしずかに冬の風を見つめる
令和四年十二月八日
10
いろいろと来年のことを議論しなが...
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来る年の夢を語って残業も月は明るく夜道を照らす
令和四年十二月七日
11
仕事で来年の計画をたてる時期にな...
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冬空に重いカバンを携えて朝陽の昇る田園を行く
令和四年十二月五日
8
月曜のカバンは重たいです。
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うつむいてじっとたえてる北風に枯れ草の鳴く冬の夕暮れ
令和四年十二月五日
9
日の入りが早くなりました。
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いつまでも枝にとどまる柿の実にそっとささやく北風の声
令和四年十二月三日
10
近くの畑の片隅に実をつけたままの...
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まだ何もできていなくて卓上のカレンダーすら残り一枚
令和四年十二月三日
11
暑い暑いと思っていたのに。来年の...
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田園に枯れ葉を連れて北風の通り過ぎてく冬の踏み切り
令和四年十二月二日
10
急に寒くなりました。風も冷たいし...
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早朝のやけに激しく降る雨に濡れた落ち葉の張り付く舗道
令和四年十二月一日
11
朝の通勤の道路の街路樹はすっかり...
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なまぬるい湿気った風に雨の来る朝から濡れる冬の靴下
令和四年十一月三十日
11
朝から激しい雨。
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気にかかる仕事をひとつ思い出しはやる気持ちに吹く秋の風
令和四年十一月二十九日
10
日曜の夜に金曜にやり残した仕事を...
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山の端に消えた夕陽を追いかけて冷たくひかる冬の三日月
令和四年十一月二十八日
11
夕方に綺麗な三日月を見つけて。
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北風に負けじと走る足音をじっと聞いてる冬の朝顔
令和四年十一月二十七日
14
朝顔がまだ咲いてる一画があります...
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葉を落とし電飾纏う街路樹に冬の朝陽のあわいぬくもり
令和四年十一月二十六日
12
会社のそばの駅前も電飾が始まりま...
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勝てないと諦めている街角に風の出たきた冬の雨あがり
令和四年十一月二十四日
10
朝のニュースでサッカーの結果を知...
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空いている列車の窓に雨粒のやさしく踊る休日の朝
令和四年十一月二十三日
10
雨の休日に出勤です。
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おもたげな冬の朝陽を陽だまりへそっと引っ張る古い機関車
令和四年十一月二十三日
8
貨物列車がおもたそうに荷物を運ん...
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晩秋の濡れた小道の生垣に今年も咲いた白い山茶花
令和四年十一月二十二日
12
今年もマンションの入り口に咲いて...
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晩秋の田んぼにふわり蝶の舞う風はしずかに落ち葉のかおり
令和四年十一月二十日
12
この季節でもまだ蝶がふわりと飛ん...
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万葉の時をたずねてゆっくりと谷を流れるもみじ葉の旅
令和四年十一月二十日
11
川をゆっくりと葉っぱが流れてきま...
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