横井 信さん
のうた一覧
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風の音あわくしずかに晴れて行く東の空は冬の朝焼け
令和五年十一月二十九日
10
朝陽の昇るのも遅くなって、出社時...
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煙立つ刈田に残るひこばえのみどりの揺れる晩秋の朝
令和五年十一月二十八日
15
朝はずいぶんと冷え込みました。
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落ち葉踏む駅の出口の公園でそっと見上げる十三月夜
令和五年十一月二十七日
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日が短いからか、夕方からかなり明...
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夕暮れて秋の気温の急降下蕪菜を間引く畑の木陰
令和五年十一月二十六日
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大根はできたけど、カブはなんだか...
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もみじ葉のひらりと落ちてまた少し冬に近づく広い青空
令和五年十一月二十四日
12
今日は冷たい風が強く吹いています...
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ひんやりと寝ぼけた町を包み込み朝の刈田に立つ秋の霧
令和五年十一月二十四日
13
田んぼの向こうに見えるビルも見え...
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北風にいら立つ僕のふらついてそっと掴んだ冷たい手すり
令和五年十一月二十二日
13
階段で思わずつかむ手すりが冷たい...
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霜月の冷え込む朝の空気にはきらりとひかる僕のため息
令和五年十一月二十一日
8
朝が寒くなりました。
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残業の社屋を出れば秋風に西へ傾く上弦の月
令和五年十一月二十一日
9
年末に向けて少しずつ忙しくなりそ...
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冬鳥の高なく声のにぎやかな秋の神社でどんぐり拾う
令和五年十一月十九日
12
実家の庭先にでもどんぐりを埋めて...
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降って止むひと雨毎に寒くなる雲の隙間に浮かぶ三日月
令和五年十一月十八日
11
昼ごろは外で作業してても日が当た...
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晩秋の朝に激しく降る雨に濡れた枯れ葉の赤い絨毯
令和五年十一月十七日
9
朝から激しい雨でした。窓から外を...
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冷え込んだ朝に咳する秋の日の淡いひかりは刈田に遊ぶ
令和五年十一月十七日
13
朝は晴れると気温はちょっと低くて...
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マンションの狭い花壇の足元にひと足早く白い山茶花
令和五年十一月十六日
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下の方から咲くのか、ひとつだけ咲...
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オリオンの東の空に現れて家の灯りの温もりを見る
令和五年十一月十四日
15
星空は冬の配置です。
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雨の降る冷え込む秋の朝はまだうすい上着で向かう北風
令和五年十一月十三日
11
そろそろコートが欲しくなりました...
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ゆっくりと枝から離れ空に舞う落ち葉は森で風にささやく
令和五年十一月十二日
13
ずいぶんと冷えるようになりました...
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冬鳥の騒ぐこずえを見上げれば落ち葉の下のどんぐりを踏む
令和五年十一月十一日
13
百舌鳥もヒヨドリもやってきている...
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雨空の真っ赤に熟れた柿の実の線路の傍にそっと張り出す
令和五年十一月十一日
15
採られないで完熟です。雨の日に温...
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立冬の風に押された踏切で車輪の軋む古い自転車
令和五年十一月九日
12
風も冬らしく強くなってきました。
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