横井 信さん
のうた一覧
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静かなる春の社の葉桜にツバメを追って玉砂利を踏む
令和四年四月九日
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葉桜になった町にツバメが颯爽と飛...
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ゆるやかな川の流れに花筏 夏めく風にカワセミの影
令和四年四月二十三日
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遅咲きの八重桜も散って葉桜になっ...
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里山の空へとのぼる鯉のぼりやさしく泳ぐ立夏の夕べ
令和四年五月五日
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気持ち良い風が吹いてました。
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長かった連休明けに雨はふる磨いた靴の重い足どり
令和四年五月九日
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せっかく休み中に磨いた革靴なのに...
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立ち止まる梅雨のはしりの雲間からおぼろにかすむ月は見ている
令和四年五月十七日
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はっきりと見えないけれど、ぼんや...
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解体の工事現場の夏草に蝶は舞い降り集める陽射し
令和四年五月二十九日
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近くのお店を解体工事してました。
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早朝の会議をひとつ終わらせてそっと踏み出す五月雨の街
令和四年五月三十一日
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在宅勤務ができるから、朝の会議は...
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半年の成果に向けてあと一歩 木陰の風に数えるこよみ
令和四年六月二日
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もう六月。会社の中間方向に向けて...
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無事かえる田んぼで鳴いた見送りは梅雨の晴れ間の修学旅行
令和四年六月八日
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近くの学校は修学旅行のようです。...
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しとど降る雨にけぶれるビルを背に一歩踏み出す夏至の朝
令和四年六月二十二日
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昨日が夏至でした。昨日も今日も雨...
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梅雨明けのトビラは開くさあ夏の汗の流れる朝のグランド
令和四年六月二十八日
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朝から暑いけれど、気分を入れ替え...
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梅雨明けの暑さに負けてクーラーの部屋で広げる長い小説
令和四年七月三日
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ひさしぶりの雨の休日です。暑さも...
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昨晩の雨の暴れた傷跡を今はやさしく蝉の鳴き声
令和四年七月十三日
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昨日の夜の雨とうってかわって朝は...
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少しだけ向きを変えればひまわりのいつもの道の違った景色
令和四年七月十五日
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梅雨に逆戻りの天気です。明日は雨...
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石を蹴る空気も暑い夏休み空いた歩道をぼんやり歩く
令和四年七月二十二日
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子供達も夏休み。駅も少し空いてい...
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七月の終わり近づく真昼間の水辺をそっとトンボはわたる
令和四年七月三十日
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ちょっと涼しくなったかなと散歩に...
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ゆっくりと真夏の空へ飛びあがる鳥の見おろす今年の実り
令和四年七月三十一日
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田んぼの稲穂がついているのを見て...
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夕暮れの歩道の隅に寝ころがる蝉をつかんでやさしく投げる
令和四年八月七日
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力尽きてなのか足元でゴソゴソして...
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あぜ道に伸びてる影にトンボ飛ぶいままだ遠い夏の山々
令和四年八月十一日
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遠くの山の姿を見て。近くの里山の...
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ひまわりのうつむく夏の忘れ物そっと降り出すやわらかな雨
令和四年八月十三日
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自分の住む辺りは台風の影響を覚悟...
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