横井 信さん
のうた一覧
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立ち止まる草の刈られた堤防でそっと寄り添う猫の眼差し
令和元年十二月八日
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堤防の草もきれいに伐採されて、野...
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影踏めばわれたこころの音がするぐるぐるまわる君のひと言
令和元年十二月七日
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ちょっとした言い争いをしてしまい...
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年の瀬のビルの隙間を抜けてゆくやっと終わった寒い一日
令和元年十二月六日
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急に冷え込んだ気がします。
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ゆっくりと歩むと決めた道だからそっと楽しむ季節の音色
令和元年十二月四日
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寒いけれど、足元を見ながらゆっく...
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枯野ゆく乾いた風の連れてくる優しい声は冬鳥の歌
令和元年十二月三日
13
寒いけれど鳥たちは元気そうです。
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年の瀬の冷たい雨の降る朝に遅い夜明けの重い足取り
令和元年十二月二日
9
もう、12月ですね。朝、起きる時...
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ゆるやかに寝ぐせではねた髪の毛をくすぐる風に焚き火の香り
令和元年十二月一日
13
朝寝坊です。近くの神社では落ち葉...
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北風に震える朝もコーヒーの香りを連れておはようの声
令和元年十一月三十日
13
会社の朝のひと時。売店でホットの...
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寒いねとそっちつぶやき散り急ぐ花は山茶花きらりと光る
令和元年十一月二十九日
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白い花びらが根元に散らかっていま...
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北風に閉じたとびらの向こうにもそっと広がる電飾の街
令和元年十一月二十八日
12
葉を落とした街路樹に電飾の配線が...
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雨に散る赤い紅葉の枝揺れて頭をよぎる昨日の続き
令和元年十一月二十七日
12
思い浮かんだのは、仕事です。区切...
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麻痺のこる足でも秋の野を行けば風に流れるもみじと踊る
令和元年十一月二十六日
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病気の後遺症の足の痺れがまだまだ...
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雨降りの予報で部屋に閉じこもる僕を呼び出す短いメール
令和元年十一月二十四日
10
雨が降りそうな分厚い雲が見えて出...
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葉の落ちた桜並木も晴れ渡り脱いだコートを抱えて歩く
令和元年十一月二十三日
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今日はあたたかい、気持ち良い日で...
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どんぐりの転がる山の入り口でひと息ついた僕のおしゃべり
令和元年十一月二十三日
7
今日の散歩ではどんぐりがたくさん...
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山茶花の花びら揺れて街角のハクセキレイに晩秋の雨
令和元年十一月二十二日
10
地面に落ちた花びらを突くハクセキ...
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北風に奥歯をそっと噛みしめた静かな朝に足場を探す
令和元年十一月二十一日
12
年明けの会社の組織変更のうわさも...
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川越しにほのかにともる街の灯に温もり求め渡る木枯らし
令和元年十一月二十日
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帰宅時の風が冷たくて。
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いつもより歩くペースをあげてみるぬれた落ち葉がそっとささやく
令和元年十一月十九日
11
少し風邪ぎみです。ちょっと暖かい...
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秋の陽に揺れる電車のつり革を掴み損ねた僕の左手
令和元年十一月十八日
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朝陽も電車の奥まで差し込んできま...
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