横井 信さん
のうた一覧
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帰り着く無人の駅は冬枯れの田畑の中の小さな浮巣
令和元年十二月二十七日
13
駅まで戻ってきて。小さな駅ですが...
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年の瀬にひとり出かけた街中でぽとりと落ちるつめたいしずく
令和元年十二月二十七日
9
雨が降りそうでなかなか降らず。
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懐かしい街へ出かける年の瀬の不安に揺れるワンマン列車
令和元年十二月二十六日
9
ひとりでお出かけです。
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にぎやかな聖夜もあけた冬休み寝ぼけたままの子供の笑顔
令和元年十二月二十五日
8
電車が空いていると思って。子供た...
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あと少し長い休みを前にして新たな年の目標探す
令和元年十二月二十四日
10
クリスマスですが、今年の仕事もそ...
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ゆっくりと昇る朝陽は道端の濡れた落ち葉もやさしく照らす
令和元年十二月二十三日
10
今日の日の出はゆっくりです。
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冷えてきた冬至の夜に読み終えた本を閉じれば柔らかな雨
令和元年十二月二十二日
14
じっくりと本を読んでいたら、あっ...
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年の瀬も元気な声に誘われて淡いひかりの届く街角
令和元年十二月二十一日
10
寒くても、少し散歩です。
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せわしない冬至の朝の影長く歩道に描く今年の歩み
令和元年十二月二十日
13
朝の会社に出かける時間に自分の影...
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あたたかな布団抜け出しくもり空 ひどい寝ぐせをおさえて歩く
令和元年十二月十九日
14
まだ眠いけれど、駅まで歩きながら...
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僕だけの輝くものが欲しいから何を贈ろう夢の記念日
令和元年十二月十八日
12
クリスマスプレゼントを考えながら...
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雨の降る暗い廊下ですれ違いそっと身を引くしずかな呼吸
令和元年十二月十七日
14
朝から雨で家の中も薄暗くて。
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冬枯れの朝を見届け満たされぬ下弦の月はしずかに沈む
令和元年十二月十六日
14
今年はもう欠けてゆくだけ。朝の駅...
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沈みゆく冬日を胸に受けとめて暮れゆく町にひろがるチャイム
令和元年十二月十五日
13
日が沈むのを見ながらの散歩でした...
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年末に片付けてゆく本棚へそっと戻した思い出の本
令和元年十二月十四日
15
本を片付けました。
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すれ違う時間にそっと潰されて歪んでしまうこころの扉
令和元年十二月十三日
13
きしんだ音がする古い扉を開けて。
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冴え渡る今年最後の満月の夜に探したあたらしい道
令和元年十二月十二日
12
そろそろ、年明けからの仕事の話も...
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冬木立抜けて届くや月明かり熟れたみかんの香り漂う
令和元年十二月十一日
12
会社帰りに月を見上げて。
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眠れない暗いベットに雲間からそっとのぞいた朝陽のひかり
令和元年十二月十日
8
ちょっと、かゆみがひどくて。
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夫々が語った道も冬色の空に目の向く月曜の朝
令和元年十二月九日
8
年明けの組織変更のうわさが流れて...
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