横井 信さん
のうた一覧
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若草の連休前にふと浮かぶやけに詳しい夢のひとコマ
令和五年四月二十八日
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みどりの濃くなってきた道を歩いて...
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夏めいたひかりの原の片隅で小さな花が風に揺れてる
令和五年四月二十九日
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連休は雨が多そうな予報ですが、今...
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ウグイスの歌の聞こえた林へと足を向けてるメーデーの朝
令和五年五月二日
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涼しそうな林から楽しそうな鳥の声...
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卯ノ花の皐月の風に揺れているやけにしずかな八十八夜
令和五年五月二日
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子供たちは学校でしずかな休みです...
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水張田を撫でてく風は涼しくてそっと運んだ真夏の気配
令和五年五月四日
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田んぼにも少しずつ水が入り始めて...
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マンションの垣根に混じる卯ノ花に白くはじける夏めくひかり
令和五年五月十日
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雨あがりの朝陽がまぶしくて。
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そぞろ降る雨の五月の電線に気怠い午後の鳩の鳴き声
令和五年五月十五日
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昨日の午後から雨が降ったり止んだ...
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夕闇のしずかに降りる駅で待つ風の涼しい夏の半月
令和五年五月二十五日
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この時期はまだ日が落ちれば涼しい...
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枇杷の実のそっと色づく路地裏にやさしく今日の夕餉の香り
令和五年五月二十八日
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枇杷が綺麗に色づいてます。
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梅雨入りの雨にうつむく街路樹の枝を撫でてく新しい傘
令和五年五月三十一日
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歩道の木の枝は若葉を出して元気で...
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生活を作り出してる工場のしずかにひかる植木の若葉
令和五年六月一日
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会社に行く途中の工場の植木を見上...
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明日にはきっと晴れると信じてるリュックに詰めた小さなお菓子
令和五年六月二日
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今日はずっと大雨。スマホも警報が...
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泥んこになって集めた採れたてのじゃがいも持って歩く夕暮れ
令和五年六月五日
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親の作っていたじゃがいもを掘るの...
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雨の降る夜の田んぼに鳴く虫のカエルと競う明日の天気
令和五年六月十二日
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カエルの大合唱に混じって虫の声も...
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伸びてゆく稲田に映る水無月のやけにまぶしい朝の青空
令和五年六月十三日
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久しぶりの青空がちょっとうれしい...
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水無月の暮れ行く空にオレンジのちらりと見えた薄い三日月
令和五年六月二十日
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まだ、暗くなる前なので夕焼けのよ...
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父を待つ母とふたりでぎこちなく植えたきゅうりを守る虫除け
令和五年六月二十六日
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父親はまだまだ入院が長引きそうで...
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里山の夏のトンボはゆったりと水の香りの風についてく
令和五年七月十二日
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水辺に涼しげに飛ぶトンボを見て。
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庭先の夏のブドウも色づいてちょっと涼しい風の抜け道
令和五年七月二十四日
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散歩で通りかかった家に涼しそうな...
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鈍行の列車のドアの隙間からすっと乗り込む蝉の鳴き声
令和五年八月一日
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どこも蝉の鳴き声でいっぱいです。
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