横井 信さん
のうた一覧
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散らかったせまい机に手をついて風に流れる若葉を見てる
令和三年五月十四日
10
窓から見える工場の植木のみどりが...
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窓の無い夏につながる真っ黒なとびらの前で歩みをとめる
令和三年五月十四日
9
在宅で使っているパソコンの調子が...
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水鳥のそっと飛び立つ水田は風に吹かれて透明になる
令和三年五月十三日
13
明日からはしばらく在宅勤務が続き...
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動きだす列車踏み切り青い空 駆けだす朝の夏の坂道
令和三年五月十二日
9
連休気分も仕事は急に忙しくなって...
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一歩目の決意は揺らぐ木漏れ日の陰へと逃げる犬の鳴き声
令和三年五月十日
13
朝も日陰を歩きたくなります。
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穏やかに本を閉じれば夏の日の余韻をひいて休みは終わる
令和三年五月九日
12
ゆっくりできた休みでした。
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使わないホームの下にオニノゲシ小さく揺れて見送る列車
令和三年五月八日
11
普段は行かない駅まで電車で。
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珈琲をそっと飲みほし小雨降る街を眺めて続ける読書
令和三年五月七日
11
連休はいろいろと本を読んでゆっく...
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さざなみの音もかすかに葦原をそよぐ夏風みどりのかおり
令和三年五月六日
11
夏らしい感じになってきました。
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水鳥を従え進むトラクター泥にまみれたエンジン響く
令和三年五月五日
12
今週はずっと休みです。世の中の連...
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さわやかな立夏の風は水張り田をすっと横切る小さなトンボ
令和三年五月四日
12
もう、夏。トンボも気持ち良さそう...
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水を張る稲田の裾の里山にやけに達者なウグイスの声
令和三年五月三日
15
田んぼに水が入り始めました。ちょ...
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物憂げな午後の時間を切り取ってひとつふたつと鳴るいなびかり
令和三年五月二日
16
天気が不安定ですね。空の様子をう...
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里山にそっとたたずむ山寺を風は抜けてく竹のささやき
令和三年五月一日
12
せっかくの休みなので、いつも行か...
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ジョギングで流した汗にかわず鳴くみどりの揺れる初夏の田園
令和三年四月三十日
12
ちょった早歩きで、汗をかいて散歩...
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満月の明るく照らす帰り道砂利を踏みしめゆっくり歩く
令和三年四月三十日
12
今日は雨だけれど、数日前の満月を...
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道草も背伸びしている連休は雨の予報のおしゃべりスズメ
令和三年四月二十八日
14
草むらの中からずっと囀る声がして...
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鯉のぼり風に向かって泳ぎだす鼻をくすぐるチマキの香り
令和三年四月二十八日
11
鯉のぼりもちらほらと。
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そよ風に揺れる草むら飛び越えて連休までの軽い足取り
令和三年四月二十七日
10
予定はないけれど、休みまであと少...
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小魚の影のきらめく水面へとそっと流したみどりの葉っぱ
令和三年四月二十五日
10
水の中も新しい命が生まれているよ...
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