横井 信さん
のうた一覧
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里山に風の冷たく吹く朝も川の音聞き膨らむつぼみ
令和六年二月二十八日
14
ちょっと桜のつぼみも膨らんだ気が...
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花はまだ固い蕾の春冷えの風の暴れる澄んだ青空
令和六年二月二十七日
14
風が強い日が続いてます。その分、...
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強風に押し戻されてゆっくりと川の向こうを目指して歩く
令和六年二月二十六日
12
風が強い日でした。気温も低くてか...
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窓際に静かに咲いた紅梅の春の香りに集まるメジロ
令和六年二月二十五日
14
どこかから、鳥が集まってきます。
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畦道に土筆がそっと顔を出す摘んだ指に香る春風
令和六年二月二十四日
16
犬の散歩で土筆を見つけました。
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在宅の仕事をやっと片付けて滲んだ月のしずかに浮かぶ
令和六年二月二十三日
14
満月は明日のようですが、雲の向こ...
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ひと仕事終えて春めく田園の濡れた歩道にそっと踏み出す
令和六年二月二十二日
10
年度末が見えてきて仕事の締め切り...
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まだ暗いしずかな冬の朝に降る冷たい雨にこころが沈む
令和六年二月二十一日
16
雨が続いてちょっと残念です。
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戻らない昨日のミスをひっそりと覆い隠して霧は深まる
令和六年二月二十日
16
今朝は濃霧でした。
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柔らかく土を潤す早春の雨降る朝に遅れた列車
令和六年二月十九日
12
春先の雨はそれほど冷たくなくて良...
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ただぼーっと風を見ていた休日の南の空にのぞいた晴れ間
令和六年二月十八日
10
明日からはしばらく雨が続くようで...
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心地よく湯船に浸かる冬晴れの土と遊んだ休日の夜
令和六年二月十八日
14
今日は畑の土いじりです。
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週末の疲れて帰るバス停でそっとそろえる感情の色
令和六年二月十六日
12
浮かんだ言葉から、自分の気分をち...
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打ち合わせばかりの続く雨の日にそっと芽を出す道端の草
令和六年二月十六日
11
降ったりやんだりの春らしい雨の日...
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もう春は近いと梅の花に寄る風のリズムに冬鳥は舞う
令和六年二月十四日
15
電車から梅のきれいに咲いた丘が見...
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傾いた大きな顔で残業の僕より早く帰る三日月
令和六年二月十三日
21
西の山の端に沈む三日月が大きく見...
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土に触れ疲れて眠る夢で聞く二月の雨に濡れた足音
令和六年二月十三日
12
畑で土いじりをした夜に。春が近づ...
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川渡る春めく風に気をとられ犬もよそ見で柱に当たる
令和六年二月十一日
9
昼間の散歩では、かなり温かくなり...
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片付けのひと息入れる陽だまりの枝からそっとみかんの香り
令和六年二月十一日
12
春からの畑の準備です。畑の隅には...
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まだ寒い田んぼの中のバス停の朝のひかりが少し春めく
令和六年二月九日
10
一週間に一回だけ使うバス停です。
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