横井 信さん
のうた一覧
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朝顔は梅雨の雨の日名前すら知らない川のほとりで咲いた
令和五年六月二十四日
9
ぽつんと咲いている朝顔を見て。
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今日がもう過去になってる夜に知る雲の隙間の夏の星空
令和五年六月二十三日
10
スティーブ・ジョブズの夜に今日は...
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夏至る駅のフェンスに背伸びして絡まる草の目指す青空
令和五年六月二十二日
13
駅の周りの草むらも勢力争いです。
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水無月の暮れ行く空にオレンジのちらりと見えた薄い三日月
令和五年六月二十日
12
まだ、暗くなる前なので夕焼けのよ...
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あと少し先の知りたい本を閉じ駅に列車はゆっくり停まる
令和五年六月十九日
11
帰りに電車で本を読んでいて、ちょ...
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梅雨空に広がる雲の向こうからうつむく僕に届いた陽射し
令和五年六月十八日
7
蒸し暑い日が続きます。
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半袖のシャツに着替えて飛び出せば梅雨の晴れ間の空がまぶしい
令和五年六月十八日
2
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山寺の門をくぐって草むらにひとつみつけた蛇いちごの実
令和五年六月十八日
9
蛇いちごは、子供の頃にはたくさん...
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水張田を渡る涼しい風を浴び夏の星座を見上げて帰る
令和五年六月十六日
15
梅雨の夜空に星が見えました。
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梅雨らしく雲の分厚い朝だけど小さな花が道端に咲く
令和五年六月十五日
7
まだまだ梅雨は長そうです。
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ドタバタと続く会議も答え無く夜には晴れた梅雨のいち日
令和五年六月十五日
9
答えが無いからしっかり議論するの...
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伸びてゆく稲田に映る水無月のやけにまぶしい朝の青空
令和五年六月十三日
12
久しぶりの青空がちょっとうれしい...
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雨の降る夜の田んぼに鳴く虫のカエルと競う明日の天気
令和五年六月十二日
12
カエルの大合唱に混じって虫の声も...
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休日の工事現場の笹の葉に雨の雫がしずかにひかる
令和五年六月十一日
13
落ち着いたひとときを感じて。雨の...
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待ち侘びた梅雨の晴れ間に蝶を追い虫取り網が並んで進む
令和五年六月十一日
10
今日は良い天気かなと外へ散歩に。...
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手術から回復して行く病室のドアの向こうに聞く父の声
令和五年六月十日
9
早く良くなることを願って。
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水無月の畑に注ぐ真っ直ぐなひかりを受けて夏になって行く
令和五年六月八日
14
朝の通り道の畑が輝いて見えて。い...
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夜が明けて昇る朝陽のまぶしさに色味を変える梅雨の紫陽花
令和五年六月七日
9
眠れない夜も朝日が出れば気分もち...
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リモートでできる仕事も手につかず見守る父の手術の経過
令和五年六月七日
14
どこでも仕事はできるようになった...
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夏めいた早苗田を歩く白鷺のそっと差し出すゆるい足どり
令和五年六月五日
13
電車から田んぼを見ていたら、ゆっ...
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