横井 信さん
のうた一覧
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とめどなく流れる川も穏やかに猫も見つめる釣り糸の揺れ
平成三十年十月二十七日
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気持ちのよい昼下がりでした。堤防...
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故郷を目指して歩く雪の舞う駅へと続く桜の並木
平成三十年十月二十七日
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穏やかに草木を照らす陽射し浴び旅に憧れ歩く夕暮れ
平成三十年十月二十六日
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どこか行きたい。山は紅葉している...
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いくつものレールを上手く乗り継いで異なる未来目指す少年
平成三十年十月二十五日
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同じ通勤電車に乗っている人たちに...
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雨上がり 涼しい朝に見る空の雲の隙間に光は漏れて
平成三十年十月二十四日
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朝、家を出るときにかなり、涼しい...
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花の野をさまよう秋の陽の中で蜘蛛の巣揺れて風を捉える
平成三十年十月二十四日
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駅のそばに朝顔のまだ咲いている家...
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風涼し つる草枯れたフェンスから見通し広く溢れる陽射し
平成三十年十月二十三日
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夏は日陰を作ってくれていた駅にフ...
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路地裏の子猫も今日は満月の空を見上げて夜道を歩く
平成三十年十月二十二日
17
月が明るい帰り道。
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暖かな南に続くレールには光が跳ねて未来を辿る
平成三十年十月二十二日
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灰色猫さんのレールの歌を駅で見て...
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交差点 秋風に揺れ聴く声は運動会の終わりを告げる
平成三十年十月二十日
12
今日は中学校、明日は小学校の運動...
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ゆっくりと杖を頼った歩き方 力を抜いて見直す姿勢
平成三十年十月十八日
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足が痺れて杖を使うようになって二...
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立ち止まる僕を見下ろす柔らかな雲に滲んだ上弦の月
平成三十年十月十七日
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仕事で振り返るために立ち止まるの...
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足元を涼しく風は吹き抜けて新たに芽吹く刈田の緑
平成三十年十月十六日
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稲刈りの終わった田んぼで、切り株...
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秋晴れに楽しく歌い飛び立ったツバメに告げる春の約束
平成三十年十月十五日
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ツバメは見かけなくなりました。
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秋風に黄色くなった葉は落ちる届きはしない言葉を載せて
平成三十年十月十四日
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何か寂しい。
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もみを焼く秋の香りに誘われてそぞろに歩く里山の風
平成三十年十月十四日
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コスモスの揺れる丘から見下ろした陽射しを掬う黄金の大地
平成三十年十月十三日
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久しぶりに山の方まで歩いて見まし...
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草むらに隠されている蜘蛛の巣にしずくが光る朝靄の街
平成三十年十月十一日
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明け方の雨でした。少し勢いのなく...
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鮮やかに色づく柿に忍び寄るカラスの見てる荒屋の窓
平成三十年十月九日
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カラスには何が見えているのだろう...
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ドアを開け冷えた空気へ踏み出した僕へと響く鳥の呼びかけ
平成三十年十月九日
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朝の空気が冷たいと感じて。
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