千野鶴子さん
のうた一覧
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喩うなら貴方は曇った冬の夜風やわらかく静謐な闇
平成二十九年十二月二十四日
8
身近な人を季節+時間帯でたとえる...
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喩うなら貴女は晴れた冬の夜冷たい空に星冴えざえと
平成二十九年十二月二十四日
7
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まさに今何も浮かんでこないので排水口の掃除なんかして
平成二十九年十二月二十四日
2
2日に1首を目標に短歌を作ってた...
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切り込みを薄く入れたよな三日月に爪を引っかけ夜空をめくる
平成二十九年十二月二十日
9
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何になる筈だったのか裁った布問いたい相手この世にはなく
平成二十九年十二月二十日
6
青木玉の随筆が元ネタです。
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祓わずに付き合うようになるのだろう年を重ねて出会う病魔は
平成二十九年十二月二十日
4
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手袋をはめた手さらにポケットに手繋ぎたいけど寒いんだもの
平成二十九年十二月十八日
4
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出さなくちゃ寒いし良いやと二度寝してうず高くなる可燃ごみの山
平成二十九年十二月十八日
2
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食べかけのパンが残してあったとかそんな未練で今日も生きてる
平成二十九年十二月十五日
8
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「頑張れ」と書きかけ「元気でね」と直す頑張るのとか私もヤだし
平成二十九年十二月十五日
7
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「食止めかな」「食止めだね」と噂する救急車の音近づいた後に
平成二十九年十二月十五日
2
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もう魚焼いちゃったよと独り言つ肉食べられぬ貴方の退所
平成二十九年十二月十五日
4
老人ホームの厨房で働いてますが、...
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がちゃがちゃと変換ボタン5回押しそれでも出てこぬ私の名前
平成二十九年十二月十五日
4
本名の下の名前が「読みはよくある...
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北風を追い抜かさんと意気込んで駆ける駆けるよ白い息吐き
平成二十九年十二月十三日
3
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「また焼いて持ってくるね」と約束し「また」は無かった祖母へのケーキ
平成二十九年十二月十三日
3
泣ける系の漫画等でありそうな感じ...
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退屈と毎日思える位には私の日々は平和なんだろう
平成二十九年十二月十二日
6
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5時5時と口々に騒ぎ立てるよに夕のチャイムが街にこだます
平成二十九年十二月九日
3
町のチャイムとかお知らせの放送っ...
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どうか君糧にしていけ先に待つ慈雨も陽光も嵐でさえも
平成二十九年十二月八日
7
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酷いほど寒さ鋭くなる夜は星の輝きいっそう強く
平成二十九年十二月八日
6
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通勤路常に月星と共にある早番の朝遅番の夜
平成二十九年十二月八日
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