千野鶴子さん
のうた一覧
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エドヒガン、ソメイヨシノにフゲンゾウ花のリレーはまだまだ続く
平成三十年四月二十五日
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水の青桜の薄紅陽の黄金織り交ぜ作る春の反物
平成三十年四月十八日
4
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とりどりに視界を埋める色が増しはなもももくれんれんぎょうさくら
平成三十年四月七日
4
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身の内に日だまりのよな幼さを抱えて君は今日入学す
平成三十年四月六日
8
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花の下笑いさざめく少女達制服のタイの眩しき白さ
平成三十年四月六日
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風荒れるほころびかけた花の芽に咲けよ咲けよと急かさんばかり
平成三十年三月三十日
4
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あの月の半分を僕があげるから君の目の中の星をちょうだい
平成三十年三月二十六日
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吹き荒れる風と戯れ踊る君僕の手を取り春へ誘う
平成三十年三月一日
8
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存外に春の女神は荒っぽい吹き荒れてみせて皆を目覚す
平成三十年三月一日
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春近しぬるい水底泳ぐよな青さと暗さの夕方六時
平成三十年二月二十六日
8
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部屋干しで1日くらいで乾くにはまだ暖かさが足りない2月
平成三十年二月二十六日
8
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身のうちに命のざわめき秘めた風里駆け歌う「春はすぐそこ」
平成三十年二月二十一日
7
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「元気でね」明日遠くへと発つ君は月の光を背に受けて笑む
平成三十年二月十九日
6
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五時過ぎてまだ太陽が仕事中日が長くなったことの喜び
平成三十年二月十三日
8
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「雨なのか」雪でないことに驚いて傘さし進む春への一歩
平成三十年二月十日
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そうはいってもまた寒くなるのでし...
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わたくしが晴れと喜ぶその空は誰かにとってはゆううつの青
平成三十年二月十日
6
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コートから選手交替パーカーへそんな日来ると思えぬ寒さ
平成三十年二月六日
5
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ありふれた言い方するなら君は月満ちても欠けても光輝く
平成三十年二月五日
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自分で作っておいてなんですが、新...
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拙くもこの世界の美を愛でるべく三十一文字を嗜んでいる
平成三十年二月四日
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春立つ日寒さに耐えて眠る木の花芽の襟元いまだ緩まず
平成三十年二月四日
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