はづき生さん
のうた一覧
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ため息をついて缶コーヒーを飲む 広い感じがする昼の部屋
平成二十一年三月一日
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ポテトフライが好きだったよねカリリリといつも歯切れのいい君だった
平成二十一年三月一日
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ひとつだけ発育不良の柘榴の実 春くる枝に残りてをりぬ
平成二十一年三月十日
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終電に駆け込み乗車をするような雪のラッシュアワーに遭った
平成二十一年三月四日
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海辺にはかなしいものが流れつく 貝殻 椰子の実 ボトルラヴレター
平成二十一年三月四日
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つながっているからいつか離れる さようなら記憶になったひとたち
平成二十一年三月八日
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繊細なものなど何も持たなくてせんさいなふりだけすることにします
平成二十一年三月十一日
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とっても近い満月だったねと話したら「昨夜はきみのところへ行った」
平成二十一年三月十二日
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こころから煙をはいた斜めから鏡に皺の陰が映った
平成二十一年三月十四日
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それは赤い赤い月でありましたじつとあなたをみつめていました
平成二十一年三月十四日
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足音は散り散りになり消えてゆく地面に熱さだけを残して
平成二十一年三月二十一日
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亡くなつた祖母の使つてゐた鍋で今お汁粉を作つてゐます
平成二十一年三月二十八日
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家の裏の集会所まで行くために自転車に乗る母のことなど
平成二十一年五月十一日
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交差点向かうとこつちの信号は同時に黄になり赤になるなり
平成二十一年五月二十一日
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可能性はひらかれてゐた 男にも両の乳首は在るといふこと
平成二十一年六月三日
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けふもすでに夜となりたり やうやくに暇のあるゆゑコンビニに行かう
平成二十一年六月十一日
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どしや降りの中で出会つた人は言ふ「怖がらないで水に入ろう」
平成二十一年六月十二日
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積み上げた本の山から一冊を抜き取ればゆるく軋む音する
平成二十一年六月十五日
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前方にばかり雷落ちているやうな気がする後ろは知らぬ
平成二十一年六月十七日
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落ち着いた空気が含む水分を胸いつぱいに吸ひ込んで満つ
平成二十一年六月二十三日
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