詠み人知らずさん
のうた一覧
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光だけ溢れてゐても眩しくて何も見えない闇と同じ
平成二十九年十月二十一日
9
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片隅に影うづくまる人の繭つひに手も足も溶け失せ
平成二十九年十月二十一日
6
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壇ノ浦み波風すさまじく観る眼も曳きずり籠む修羅もの
平成二十九年十月十日
5
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千本も朱い鳥居くぐったら見えない胃袋のまれて往くよ
平成二十九年十月五日
6
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夜目うかぶ家ただいまに待つ人も無い秋虫の忍び音みたい
平成二十九年九月二十九日
10
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駅から遠のくほど街灯は松明かかげ巨人の葬列
平成二十九年九月二十九日
7
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バス通り渡って帰る道ふと見知らぬ暗がりデジャヴュの逆
平成二十九年九月二十九日
5
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幼な目に夜空みあげる夢見ては星へと帰る日のリハーサル
平成二十九年九月二十九日
9
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真暗は真黒ぢゃない其の奥に色んな彩がハイドアンドシーク
平成二十九年九月二十五日
11
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君のかはり泣くよ霧雨さう言って約束どほり夜どほし降った
平成二十九年九月二十五日
11
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狼の太陽は月なら夜空に架かる虹って何色
平成二十九年九月十五日
4
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雨あがる度に現れ消えるのは永遠パスワード盗まれない様
平成二十九年九月十五日
4
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二度と振り返るものか虹の橋おり立つ間際でも振り返る
平成二十九年九月十五日
9
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高速は誰でも乗れる道だけど虹は生身ぢゃ重すぎるんだって
平成二十九年九月十五日
8
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イカロスは墜ち續けるよ彼ひとり己れ底無し測りながらね
平成二十九年九月十三日
7
私も貴方も・・・
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その最中ひとり宁ち尽すわたし服も肉も焼け落ちながら
平成二十九年九月十二日
4
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人影たえた渚に甲羅ほす何千何万何億もカブトガニ
平成二十九年九月十二日
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額ばしる静脈ひしめくゴッホの絵 筆とだえても向日葵は咲く
平成二十九年九月六日
8
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いつまでも醒めない夢より怖いのは死なない此の世と言った人ゐた
平成二十九年八月二十三日
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砂時計みたいに降り積む夜だから寝返らないと朝にならない
平成二十九年八月二十三日
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