詠み人知らずさん
のうた一覧
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病院で知り逢ひハウスシェアリング 一卵性母娘みたいな奴
平成三十年六月七日
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バァスデイ同じ・・・
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灯は消すほど夜も濃く重くなるけど独り寝うづめて呉れる
平成二十九年八月二十三日
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水面わたしの白い顔なほ蒼く磨いて流れる川を見送る
平成二十九年八月三十日
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なりたい過ぎ今は嫌々ならされてても再びなりたいバイパス通さう
平成二十九年九月二十日
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狩るだけは良いけど散りも積り山きくだけ野暮もみぢ後始末
平成二十九年十二月五日
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幼な口ほど小粒にシュガァまぶし味いろ形よりどり小箱
平成二十九年十二月九日
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慥か輸入品で常温保存でした。
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ライヂンとボクシングと重なりてリモコン片手いそがし 大晦日
平成三十年一月一日
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強すぎたり女王が負けたりベルト2...
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ドン・ヂョヴァンニ墜ち逝く先は伊右衛門とや 苦くも甘き毒酒かはさむ
平成三十年二月十六日
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女コケにした奴ら・・・
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夜空にもクルスは有り と宣ひし シスタァ還俗して行方しられず
平成三十年六月一日
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私と同じ静脈すき透る横顔でした・...
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デカンタやカラフェやハーフボトルより徳利の人肌しみる雪見酒
平成二十九年八月二十七日
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真夏日が剥ぎ奪ってゐた薄ら絹ふはり舞ひ降りる秋空
平成二十九年九月二十二日
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まづ一言その一言が浮ばない 其れ餌にして歌つり挙げる
平成二十九年十二月十九日
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門松ださぬか小さな百均の飾りで済ます家ぞ増さらむ
平成三十年一月五日
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本式は寺社とか商業施設とかに限ら...
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眉ほそく唇うすく生意気な鼻筋はさんで大きな目玉
平成二十九年十月十四日
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鳥けもの檻や籠おほふ暗幕わすれて眠れ騒ぐな夢みろ
平成二十九年十月二十日
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細身より短か太いの撰ぶ癖よ台湾バナナとも言ったらしい
平成二十九年十一月三日
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木は林を林は森を懐かしむマトリョシカよ人まだ猿だった頃
平成二十九年十一月十五日
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白壁いりくむ小嶋さまよって躰ちり散り影だけ歩く
平成二十九年十一月十五日
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思咲さん初歌会おめでたう。
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夜明けては消えて往くもの何でせう?お星さまと夢の約束
平成二十九年十一月三十日
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万華鏡さながらケィク溢るれど シュトレン、ビュッシュドノエル吾が好み
平成二十九年十二月十六日
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