KENさん
のうた一覧
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吹く風に 青女の遊ぶ 影を觀る もちづきの燈で 霜編む女神
平成三十年十一月二十四日
11
青女=Qīng nǚ 中国前漢...
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白鳥の 哀しき聲と 雨の音 神住む峰に 虹架かれども
平成三十年十一月二十三日
15
二週間位前 国会予算委員会で与党...
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榛染めの 衣にかざる 貝の如 浮かぶつくよみ 枯れる野の上
平成三十年十一月二十二日
15
榛=ハンノキ 万葉の頃は衣を黒に...
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薄雪に 染まる吾妻嶺 立つ烟 神の狼烟と 悟る人無く
平成三十年十一月二十日
19
天災は忘れた頃に、、
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信夫路の もぢずり石に 影ほのか みだれ降り積む もみぢ葉も涸れ
平成三十年十一月十九日
16
[陸奥のしのぶもぢずり誰ゆゑに乱...
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霜月の みなみの夜空 つつみ星 こころ洗へよ 音無き音で
平成三十年十一月十八日
14
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はつふゆの 枯野にひそみ われもこう こころ散る人 春には咲けと
平成三十年十一月十六日
15
われもこう=吾木香=吾も乞う(恋...
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もののふの 折れた刀の まぼろしか 夕陽に尾花 からめての跡
平成三十年十一月十五日
14
戊辰戦争から150年 晩秋の山城...
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やみに浮く 殘る櫻葉 見上げては むかしの春など 思ふ夜半かな
平成三十年十一月十三日
14
いつもの帰り道にて 帰宅時間はい...
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こはるびの 光の綿に 遊ぶ夢 山の木末に 散ればたそがれ
平成三十年十一月十二日
15
夢覚めて夕暮れの人波にそれぞれ、...
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冬の氣を 燻らせ歩く 山邊に 朝の陽射せば 落葉も燻る
平成三十年十一月十二日
13
冬の初めの朝
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線彫りの みほとけに添ふ 野の菊の 花の殘り香 凍へて濡れて
平成三十年十一月十日
12
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人は問ふ心平らな地と成か雲影乱る道かへりみて
平成三十年十一月九日
1
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散り惜しむ けやきの木末 百舌鳥一羽 時來たる事 告げて高鳴く
平成三十年十一月九日
16
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葉は散れど 結びし願ひ 一枝に 殘し春待つ 社の櫻
平成三十年十一月九日
13
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霜の絹 片袖のみの もみぢ葉を 心にいだき 彼のはだ思ふ
平成三十年十一月七日
10
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おもひやみ たへぬ流れに 啼く雁の 重き響きに 思ひ狂はせ
平成三十年十一月七日
15
重い闇 思い病み 絶えぬ流れ(...
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行く秋の しぐれに濡れて 褪せてなお ほのかに香る 櫻葉の露
平成三十年十一月五日
16
冷え込んだ夜や時雨の後、陽が射し...
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奧山の 立木に絡む 蔦漆 風啼く音の 屆く程にも
平成三十年十一月三日
13
静かで冷たい夜
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山縵 初の雪にも なお青く 心の奧の 亡き人の如
平成三十年十一月二日
16
山縵=ヒカゲノカズラ(歌は高山に...
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