ＫＥＮさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 近づきも 遠退きもせぬ 靴音か 鼓膜を叩く 夜半の雨垂れ 令和三年七月四日 9 雨垂れも靴音程度に聞こえているう... もっと見る
- それぞれに その御姿を 探してむ 泥土より出でて 咲く花の上 令和三年七月二日 11 蓮の花咲く朝に。 もっと見る
- 緑蒸れ 姿虚ろの 忘れ草 錆びた鉄路で 吹かぬ風待つ 令和三年七月一日 14 ヤブカンゾウの季節。今年は線路脇... もっと見る
- さくらんぼ 染まる上枝に 初時雨 眞夏を待たぬ 七日ばかりの 令和三年六月二十七日 11 今年初めて蝉の鳴き声を聞きました... もっと見る
- 薄雲に 滲む望月 泣く事を 疾うに忘るる まなこに眩し 令和三年六月二十六日 10 月齢15.7 もっと見る
- つくよみの おし照る神影 烟らせて 姿知るかも さみだれの雲 令和三年六月二十五日 10 月にかかる梅雨の雲 もっと見る
- 梅雨の土手 さながらバブルの お立ち台 背伸び背伸びの 立葵群れ 令和三年六月二十二日 9 そんなもんだべし もっと見る
- 時を經て 影を寫さぬ 山の井の 深みを思へ その水底の 令和三年六月二十一日 13 先日立ち寄った安積釆女伝説残る公... もっと見る
- 雲井にも 人里ありと 思はせて 水面澄むかな 早苗の合間 令和三年六月二十日 10 田んぼ もっと見る
- まほら乞ひ 爪先立つや あふひ草 雨露に花 咲かせ散らせて 令和三年六月十九日 12 雨の日の立葵 もっと見る
- 五月雨を 珠と魅せなむ 葉に結び 蟲食ふ青菜 束の間の陽に 令和三年六月十八日 12 春に巻いたビーツ、よく育ったので... もっと見る
- 亡き人と 獨り語らふ 人の庭 椿の果實 ひとつ彈ける 令和三年六月十七日 8 老いゆく事とは｡ もっと見る
- 擬寶珠の 蕾を過ぎて 夏の風 ほの搖らすかも 褪せた卒塔婆 令和三年六月十五日 13 街中のお寺にて。 もっと見る
- 其を見上げ 盛者必衰 思ふかは パチンコ屋の脇 夏椿咲く 令和三年六月十三日 14 そんなもんだべし もっと見る
- あぢさゐは まだ若緑 木漏れ日に 彩爲す夢を 丸くふふませ 令和三年六月十二日 17 もっと見る
- すがる枝 求めて迷ふ 藤の蔓 滿ちて尚乞ふ 心にも似て 令和三年六月十二日 12 もっと見る
- 日盛りに 銀河の夢は とろろぎて 鉄路の向かう 陽炎の中 令和三年六月十日 12 アヂィ もっと見る
- 目も合はづ 夜半切る爪の ひとかけを 東雲に置き 憂ひ呻う 令和三年六月八日 14 6月8日 03時２0分 月齢27... もっと見る
- ロザリオの 露店立つかな こかげみち 十藥の花 それぞれの白 令和三年六月七日 13 もっと見る
- ラベンダー 匂へるレシピ 探しをり 古きノオトを 風に委ねて 令和三年六月五日 12 ｢匂へる｣としたのは天智七年5月... もっと見る
