KENさん
のうた一覧
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信夫路の その里山の ひとかどの 日向と睦む 唐梅の艷
令和五年一月二十一日
11
福島市渡利地区の臘梅畑を思い出し...
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瀬々急ぐ 花ひとひらと 見せかけて 雲を照さむ 冬の夜の月
令和五年一月十一日
9
月齢18.7
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陽と鬱を 瀬に織り洗ふ 細指と 思ほゆ溪の 冬木立かも
令和五年一月二日
13
郡山市磐梯熱海温泉を流れる五百川...
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神籬の 峰白く染め 影冴え荒び 神さびる 疾風見るかも 五百笹哭く野辺
令和四年十二月二十五日
10
低気圧通過後の安達太良山を見て、...
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鳴く雀 薪割る音も 冬越えの 覚悟と響む 霙の木立
令和四年十二月十七日
11
霙降る里山の小径 群れて鳴き合う...
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永らへて 乾ぶ眼に 差し込みぬ 夕陽彩る 安逹太良の雪
令和四年十二月十一日
10
郡山市の田園地帯から夕陽差し込む...
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沢たづみ 急かし転がる 西陽かも 紅葉と人に 影を負はせて
令和四年十一月二日
10
西陽射す渓谷
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ふつふつと 荒野に黄金 泡立草 蒼にかなはぬ 夢もて余し
令和四年十月三十一日
8
青空とセイタカアワダチソウ一面に...
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夜遊びの 天つ乙女の 羽衣か 刈田に葺きぬ 今朝の初霜
令和四年十月二十七日
7
霜が降りて田んぼは一面白銀、、。...
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耐へ兼ねて 雨も降るかも ちはやふる 宮の藪萩 散る靜けさに
令和四年十月八日
6
藪の濃いお社に降る秋雨、、。 ...
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掠め舞ふ 鷺の羽音の 白さかも 垂穗に高く 絹雲靜か
令和四年九月二日
9
数日前の秋晴れの日、田んぼを掠め...
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もののふを 偲べば光 綾に縫ふ 秋の竹群 山城の徑
令和四年八月二十九日
9
郡山市熱海町 高玉城跡にて。 ...
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針槐 殘暑驟雨に 蒸れにけり 法師蝉らの 姿籠らせ
令和四年八月二十四日
9
数日前 残暑厳しい日。 針槐…...
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ころころと 時の流れて 夏行くと 今宵蟋蟀 望月の下
令和四年八月十一日
10
庭先で月を眺めつつ聞く蟋蟀の音色...
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杉の間 夏陽零して 燈す苔 淺香采女の 杜の階
令和四年七月二十三日
8
郡山市片平町王宮伊豆神社にて即興...
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いにしへの 杣人の事 語るかも 蝉時雨降る 槻のアガリコ
令和四年七月十九日
8
郡山市磐梯熱海町にある「ケヤキの...
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時見舞ふ 絵手紙のやう 夏茜 朝の茗荷の 葉先で黄金
令和四年七月三日
9
ナツアカネ遊ぶ早朝の小庭 夏は...
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恋焦がる とにもあらずも 苦瓜の 花見て飽かぬ 夏至の暁
令和四年六月二十一日
11
夏至の夜明け 咲き初むゴーヤの花...
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五月雨の 気配まがひぬ 香触森 岩間の松葉 南風爪弾ゐて
令和四年六月十三日
11
福島県本宮市にある「香触森」と言...
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ゆくりなき 嵐を夜叉と 騷ぐかは 鳴神靜む 野辺の葦切
令和四年六月四日
9
驟雨の後、湿地で騒がしく鳴くヨシ...
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