ＫＥＮさんのうた一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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- 一年も 獨り永らふ 事無しと 五百年をさやぐ 御社の杉 令和五年六月二十一日 11 梅雨晴れの風にさやぐ御神木 もっと見る
- 幾重なす 緑哀しも 時鳥 千重頻く頻くに 一羽啼く丘 令和五年六月十八日 12 皐月晴れ 丘の上で聞くホトトギス... もっと見る
- 唐黍と チョコ共に食む 甘さかも 五月雨雲の 間に射す陽よ 令和五年六月十六日 10 初物のトウモロコシと安物の一口チ... もっと見る
- 石上 降る五月雨は 浪しぶき 名倉の岩に 砕け煙るも 令和五年六月二日 12 福島県安達地方にある名倉山の麓に... もっと見る
- 田鏡に 遊ぶ神かも 安逹太良を 早緑に染め 逆さに写し 令和五年五月二十七日 11 前作の続きです。水引きの田んぼに... もっと見る
- 思ひ解け ひととき遊ぶ 蝶やらむ 百花乱ふ 丘の人影 令和五年五月十九日 10 初夏の花咲く里山にて、。己を客観... もっと見る
- 身をかがみ 早苗手向くる 人の目も 青に澄むかは 清けし風に 令和五年五月十四日 12 薫風渡る中田んぼで手植えする人を... もっと見る
- 昇る陽に 萎る黄金の 宵の花 昨夜の月影 陽炎にして 令和五年五月六日 13 朝の小庭の待宵草を、。陽が昇ると... もっと見る
- 萌え隠る 水面のほとり 咲く著莪に 射す陽仄搖れ 匂ふ初夏 令和五年五月一日 13 若葉に陰る水面のほとりのジャガの... もっと見る
- 時の海 渡る小舟を 濡らしをり 風に浪立ち 散る藤しぶき 令和五年四月二十五日 13 風に散る藤の花を見上げて、。その... もっと見る
- 漫ろはし みふゆをつぐみ ゆく春を 追ひ発つ支度 鶫の羽音 令和五年四月十六日 11 そろそろ鶫らが春を追いかける様に... もっと見る
- 冬徹し 泥土と紅葉は 釀まれ旨酒 隱り沼に 椿浮かべて 醉ふや鵯 令和五年四月十三日 11 木々覆い被さる小沼に落ちる椿と騒... もっと見る
- ゆく水に たなびきけむり 咲き誇る 花にも消せぬ 瀬の音眩しも 令和五年四月四日 15 堤に咲き誇る桜と陽光を返すような... もっと見る
- それぞれに くきょうねはんの ほとけのざ むくしゅめつどう 外れの空き地 令和五年四月四日 12 空き地いっぱいに咲くホトケノザ もっと見る
- 霞晴れ 遠く角ぐむ 磐梯の 雪解の音色 風に探れば 令和五年三月二十八日 18 風吹く安積平野から見る磐梯山、尖... もっと見る
- ほつれたる 椿の衣 繕ひぬ 杉の木漏れ日 縫ひ針に変へ 令和五年三月二十日 17 杜の古杉の袂の椿 朱色の衣を繕... もっと見る
- 山城の 搦手漫ろ 消ぬ道に 標と哭きぬ 木間の鶯 令和五年三月六日 11 ほとんど藪山と化した城跡にて。 もっと見る
- 凍え舞ひ 焔と見せる 山茶花の 定めは共と 降るや淡雪 令和五年二月十一日 14 昨日の南岸低気圧がもたらした雪を... もっと見る
- 朽ち木突く 小啄木鳥の音色 凍て落ちて 雪とまがひぬ 山菅の葉の 令和五年一月三十一日 16 啄木鳥のドラミング響く冷えきった... もっと見る
- 雪明かり 嗚呼雪明かり 闇闇寫せ 凍えて歩む 人の心の 令和五年一月二十五日 10 薄雪吹く夜半の帰り道にて、、。 ... もっと見る
