ＫＥＮさんのうた一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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- 切れ細むいなりの眼 かき積みし落ち葉に射す陽 まぼる静けさ 令和五年十一月二十五日 12 お稲荷様の祠の前にかき集められた... もっと見る
- 燃ゆといふ言の葉軽く浮かべては 公孫樹見上ぐる平和の有りて 令和五年十一月二十四日 12 イチョウの黄葉を見上げつつ、。 もっと見る
- 蒼穹にくしゃみのひとつ白くふく 雲と昇らづ霜と降らづの 令和五年十一月二十一日 12 冬晴れの朝のくしゃみ、。 瞬く... もっと見る
- しだり尾をなぞる刹那の雨音に凍ゆ肩かも ながながし夜 令和五年十一月十九日 12 今さらながら開く百人一首。第三番... もっと見る
- 小春日に フォルクローレは 舞ひのぼり 蒼に溶くかも 陸奥マチュピチュ 令和五年十一月十六日 8 アンデスの民謡が流れる 安達郡... もっと見る
- 雨の夜半 亡者憑依し 浮き立ちぬ うつつの隅の 小菊白菊 令和五年十一月十一日 9 雨の夜、闇に白く浮く小庭の菊を、... もっと見る
- 朱に燃えて 一葉も残さぬ 夕木立 覚悟語らむ 憂国忌前 令和五年十一月四日 11 夕暮れ、葉を落とした木立を見て、... もっと見る
- 日に焼けし 腕に血脈 もとめたる 針持つ指は 白く細かり 令和五年十一月三日 9 癌の経過観察、血管に針を射す看護... もっと見る
- 風乞ふも 叶はぬままの 風見鷄 入り日追ひつつ 闇に更けゆく 令和五年十一月一日 12 夕暮れ、廃業したお店の屋根の風見... もっと見る
- 時を醸む 麹はありや 旨酒に 木陰に隠る 酒蔵の跡 令和五年十月二十七日 14 造り酒屋跡を、。 もっと見る
- いにしへを 追はれ追はれて ふぢばかま 工業団地の 坂の片隅 令和五年十月十七日 10 山林を切り開いて造られた工業団地... もっと見る
- その街の 至るところで 羅漢様 秋陽木漏れる ベンチに和む 令和五年十月十一日 9 穏やかな秋の午後、ベンチで和むお... もっと見る
- 穗を刈れば いづこへ行かむ あては有るかと 畦のそほずに 誰が問ふかは 令和五年十月七日 9 田んぼの隅にたたずむ案山子を... もっと見る
- ジューンブライド 夢遠のくや かむなづき あじさゐ褪せて 渇ぶる朝も 令和五年十月三日 12 10月 褪せた紫陽花を。 もっと見る
- 秋の草 刈る人の掌の ふしくれを 思ひつ登る 杜の階 令和五年十月一日 12 MTBツーリング中に立ち寄ったお... もっと見る
- くさむらに ひそむむ童子が 吾をみつむ 秋風のみち 思ひ出追へば 令和五年九月二十六日 11 子供の頃とは随分と変わってしまっ... もっと見る
- 木隠れに 風と輪舞の 赤き糸 さだめを解くや みずひきの花 令和五年九月十三日 10 小径の奥のミズヒキの群れを見てな... もっと見る
- 川べりに 止まるあかねと 人のあひ 風さそふかも 昭和の夕日 令和五年八月二十四日 12 夕方の堤にて、。 市街地化や水... もっと見る
- 置き捨てし 思ひみつくや 仮屋跡 昨夜の初露 留むるかほ花 令和五年八月十二日 11 原発事故避難者の為の仮設住宅跡で... もっと見る
- 押し照るも 隠せぬ翳り 繕ひぬ 百合の細身の 立待の影 令和五年八月五日 9 昨夜の十七夜の灯りとテッポウユリ... もっと見る
