KENさん
のうた一覧
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しろたへの 雪の野原を 蹴り上げて 跳ねる兎の 夢など思ふ
平成三十一年一月二十五日
17
スノーシュー履いて雪渡りしてた頃...
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月の燈を 滿たした酒に 例へれば 雪は散る梅 夜半のまぼろし
平成三十一年一月二十四日
16
今夜も雪月。。そして深夜の帰り道...
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冬枯れの 木末に留まる 鷺の白 雪と見紛ひ 花と見紛ひ
平成三十一年一月十九日
11
この冬、自宅裏の川原で鷺が一羽越...
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花の如 飛ぶ雪照らす 月明かり 春の夢見る 風の夜半かな
平成三十一年一月十八日
16
月明かりに風花⛄
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ぬばたまの 西の夜空の つくよみよ この身射ぬけよ 冷たき火矢で
平成三十一年一月十七日
17
深夜の帰り道、西へ沈む月の明かり...
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茅葺きの 白雪とけて 軒下を 叩くリズムに 百舌鳥のソプラノ
平成三十一年一月十六日
16
先日訪れた古民家園にて。 寒気...
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辰の刻 傳ふ鐘の音 氷るほど 雪降りしきり 街は墨繪に
平成三十一年一月十日
12
昨日の朝の風景。 午前9時過ぎ...
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冬晴れを 返すしろがね 吾妻峰の 肌に溶け飛ぶ 白鷺一羽
平成三十一年一月七日
12
雪国との境を成す分水嶺にも雲が無...
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冬風に 向かひ高飛び あしひきの 白峰渡る 翼も白く
平成三十一年一月五日
10
1月3日の朝、福島県郡山市にて。...
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霜に伏す 草に山菅 璢璃の珠 みほとけ施す 慈悲の如くに
平成三十一年一月三日
11
冬なお瑠璃色のジャノヒゲの果実を...
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からくして 雪やむ夜半に 浮かぶ月 雲に濁りつ 燈りも寒く
平成三十年十二月三十一日
11
三日降り続いた雪が止んで。 明...
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かの津浪 亙理の濱邊 削れども 鮭はわすれじ 阿武隈の瀬を
平成三十年十二月二十七日
13
故郷と古き善き昔を懐かしむ「新座...
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あしひきの 吾妻の峰の 魔女の目も まぶた閉ぢにや 今朝の寒さに
平成三十年十二月二十四日
13
吾妻連峰 標高1700m程度の地...
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小雪散る 木末に殘る 熊棚の 影も寂しき おくのほそみち
平成三十年十二月十四日
14
けもの追ふかな 恋を追ふかな
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神の打つ つつみの音に 風歌ひ 螢のやうに 雪の華舞ふ
平成三十年十二月十二日
13
深夜の帰り道、オリオン、北風、風...
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瀬の先の 天の狼 ただ靜か 白鳥の夢 亂す事なく
平成三十年十二月九日
13
雪もやみ 冷えた夜空にシリウスが...
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雪匂ふ 風見上げれば 辛夷の芽 闇を貫く 矢じりにも似て
平成三十年十二月八日
15
幣辛夷の冬芽(とうが)
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山茶花も 銀杏も楓も 悟るほど 研ゐた刃の如 柔き冬の陽
平成三十年十二月四日
9
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くろくもの 波間に浮かび 天の舟 帆も舵も無く 今發ちにけり
平成三十年十二月二日
13
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吹く風に 青女の遊ぶ 影を觀る もちづきの燈で 霜編む女神
平成三十年十一月二十四日
11
青女=Qīng nǚ 中国前漢...
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