KENさん
のうた一覧
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しののめに 浮かぶ槻影 亂しつつ 雪消のにほふ 風ひとつ吠え
平成三十一年四月二十七日
16
夜明け前に吹く吾妻連峰からの風を...
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曉に 槻木の枝先 見上げれば 消え行く星と 燕の影と
平成三十一年四月十七日
14
本日も徹夜状態、、
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野邊遊ぶ 良寛樣を 偲ぶにや 埋む鉢の子 菫咲かせて
平成三十一年四月八日
19
スミレやカタクリが所狭しと咲く山...
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雨上がり 柄杓の星を 見上げれば 花にほふ露 まぶたに七つ
平成三十一年四月五日
16
風温む夜半 そろそろ咲き初めまし...
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かた雪に 殘る熊跡 追ひ行けば 垂水の袂 虹のかぎろい
平成三十一年四月五日
16
数年前の思い出。 残雪についた...
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しろたへの 衣の螢 舞ふ夜半に 咲き初む花の 影ほのぼのと
平成三十一年四月二日
12
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石佛 ささやく聲と 思ひぬる 花誘ふ風 野邊を撫でれば
平成三十一年三月二十五日
18
そろそろ信夫路もスプリングエフェ...
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咲き急ぐ 花の蕾を 諭す如 冷たき月の 光降るかも
平成三十一年三月二十四日
20
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月滲み 翳る辛夷を 哀しませ 雨混じる風 ゐたづらに吹き
平成三十一年三月二十二日
14
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風光る 吾妻の根雪 背に咲けば 魂宿る如 紅の梅
平成三十一年三月二十日
16
山里の峠にて。 吾妻連峰の残雪...
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冬送る けむり淺香に たなびきて 霞におぼろ 畔歩く人
平成三十一年三月十八日
14
3月17日、安積平野南部(郡山市...
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いにしへの 寺濡らす雨 冷たくも 春寫るにや 彌陀の瞳に
平成三十一年三月四日
17
宮城県角田市の高蔵寺を。奥州藤原...
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やわらかな 光の毛布に くるまれて 精霊うたた寝 古木の根元
平成三十一年二月十八日
15
久し振りに里山を徘徊。道を外れて...
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まだ眠る 椿の魂を 見上げれば 朝陽に微か 春にほふ息
平成三十一年二月十五日
13
魂=蕾 微かに、ほんの微かに春の...
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風花も 雨に變はれば 架かる虹 安逹ヶ原の きさらぎの朝
平成三十一年二月四日
19
安達太良山は雪雲の中ですが素晴ら...
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風悟り 旅のしたくの 白鳥の 高飛ぶ朝は すこし哀しく
平成三十一年二月一日
17
睦月つごもりの朝、20羽近い白鳥...
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萎れつつ 蕾を抱く 芥子薊 風花遊ぶ 公園の隅
平成三十一年一月二十九日
14
ヨーロッパ原産の外来種。別名ノゲ...
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蒼白く 光る衣に 身を包み 眠る女神の 音無き吐息
平成三十一年一月二十八日
11
水沢腹堅 きわみずこおりつめる(...
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雪止めば 西に狼 北に妙 東につくよみ 春少し降る
平成三十一年一月二十八日
15
久し振りの星空、月と星座の傾きが...
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にはたづみ 窓つく雪の 澪の跡 幽かに春を 傳ふ朝かも
平成三十一年一月二十六日
12
昨日降った雪は少し湿っていました...
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