KENさん
のうた一覧
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あしびきの 冬嶺に荒れる 雲の間の 低きゆふづつ まなこ貫く
令和元年十二月三日
10
昨日見た宵の明星を。
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うたのわの轍辿れば諸々のうたびとの魂 標と燈る
令和元年十二月三日
4
このサイトに歌を投稿するようにな...
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オリオンを かすめ流れる 雲が云ふ 僕はうたかた 君はまぼろし
令和元年十一月二十日
8
無苦集滅道 無智亦無得
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袈裟懸けに 深く冷たく 影を切れ しぐれの研ぎし 月のやいばよ
令和元年十一月十一日
13
ぬばたまの闇にねじれるこの心根を...
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こがらしに しぐれの混じる 夜半の路 褪せたあぢさゐ まなこに宿る
令和元年十一月七日
15
夜更け 北風 時雨 紫陽花
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着飾れど心凍える人の群れ眞似て笑むかな路地のこすもす
令和元年十月三十日
1
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熟れる毎 黒さ増しゆく 苹果たち 風吹く闇夜 搖れて我見る
令和元年十月三日
13
風の夜の林檎畑を。
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羊水に 包まれ丸み 見た夢の よみがへる程 柔き秋の夜
令和元年九月二十一日
11
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雨の夜の 苹果畑の 吐く闇の 黒くて甘き にほひに埋もれ
令和元年九月十六日
12
漆黒の闇に酔いしれる
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手渡しの 被爆檢査の 案内紙 四つ折りにする 八度目の夏
令和元年八月七日
13
本を返却するため学習センターへ行...
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褪せた本 閉ぢて帰れば 重き雨 夜行貨物が 河渡る音
令和元年七月二十日
10
これで「銀河の童話」は閉めます。...
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しあはせの ありか教へず 遠き路 眩しく照す マジェラン星雲
令和元年七月二十日
11
思春期から大人へと歩む少年。 ...
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目を腫らす 少年見詰める プレシオス 鎖解けよと 窓に射し込む
令和元年七月二十日
9
解けない鎖と戦い 大人に成れと...
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遙か先 光り輝く 神の丘 友は召される さだめのままに
令和元年七月十九日
10
親しき友との別れはほんの一瞬。 ...
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たましひは きれいな泪を 浮かべつつ 暗くて深い 星を指差す
令和元年七月十九日
12
石炭袋
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汽車は發ち 十字の光り 遠ざかる いつしか胸に 吊るせるほどに
令和元年七月十八日
9
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さよならの 聲に振り向く 少女の目 戀の初めと 終はりの色に
令和元年七月十八日
11
別れの意味を知らない少年と全てを...
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指を組み ハルレヤの聲 響く中 汽車は止まりぬ 十字の袂
令和元年七月十七日
10
ハルレヤ=ハレルヤ 殆どの書籍で...
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蒼白き 雲の環たたへ 十字架は 光り輝く 時の川下
令和元年七月十七日
9
南の十字架
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ほんたうの 神樣の前 再開を 願ふ魂逹 召される支度
令和元年七月十七日
9
南の十字が近づくと魂達は命との別...
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