KENさん
のうた一覧
(カテゴリー:恋愛 並び替え:新着順)
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秋雨の雲切れ落ちる泪月たまゆらの影うつしまた消え
平成三十年九月二日
14
飽きさめの苦も切れ落ちる涙尽きた...
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野邊に散る月のなみだに染まり咲く金のみづひき夜半のおひわけ
平成三十年八月二十六日
19
キンミズヒキ(バラ科キンミズヒキ...
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夢さめて旅の苫屋のあさがほの儚き蒼に行く夏を知り
平成三十年八月二十一日
20
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天の川絶えぬ流れに雲ひとつ梶持たぬまま渡り行くかな
平成三十年八月十八日
16
久しぶりに見る素晴らしい星空。秋...
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雨去りて夕づく西に眉の月宵待つ事なく山陰に去り
平成三十年八月十三日
14
「振りさけて三日月見れば一目見し...
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小夜の風萩の垂れを爪彈かば戀病む思ひ歌ふ蟲かな
平成三十年八月十三日
1
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夜籠りの泪の色の月草に衣の染まるありあけの朝
平成三十年八月三日
18
月草=ツユクサ
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消え殘る月の白露しのぶ路の山菅に落ち裾濡らす今朝
平成三十年八月二日
18
山菅=ジャノヒゲ 万葉集に詠われ...
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月讀みの明かり木漏れて泡沫の撫子の笑み包む夜半かな
平成三十年七月二十五日
18
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思ひ草尾花の若穗立つ影に秋露怯えつ祕めて寄り添ひ
平成三十年七月二十五日
16
思ひ草=ススキなどの根に寄生する...
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わすれ草ひとよの露を東雲の明かりに溢す刹那せつなく
平成三十年七月十九日
20
忘れ草=ヤブカンゾウ
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木隱れに光の散れば百合の影たちなげく如にほふ夏かな
平成三十年七月十七日
20
山百合を会津八一のような感性で表...
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雨の川君と見つめし思ひ出は重む流れの眞砂に埋もれ
平成三十年七月七日
14
美乃様のお歌を読んで、、西日本で...
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茜さす安逹太良の上殘り月一夜惜しみつ醒めて白肌
平成三十年七月二日
9
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夜鷹鳴くちしまの笹に分け入れば濡れて戸惑ふ深爪の指
平成三十年七月一日
14
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墨の雲透かす明かりで綴る文望月の露取る筆濡らし
平成三十年六月二十八日
17
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このひとへ儚き色と悟りつつ山橘は秋を待つかな
平成三十年六月二十八日
14
時たてば散りゆく想いくれないの珠...
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月讀の落ち行く後の花燈り萵苣の花降る小路に獨り
平成三十年六月二十五日
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萵苣=エゴノキ
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梅雨霞天照る月は絹衣花影滲み惑ふ峠路
平成三十年六月二十二日
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霧る野邊に微かな音の忘れ水探り迷へば衣手も濡れ
平成三十年六月二十二日
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