とはとさん
のうた一覧
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色を垂れ乾きを待たす鳴き声に真昼の梅の枝を掛け立つ
平成二十九年十月十三日
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膨らみを足し書く腹の戯画に名を思案する鼻口に腕組み
平成二十九年十月十三日
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鬼となり駆け回る先庭の鯉大の大人と木霊する主
平成二十九年十月十二日
6
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去る雨に釣られ遅刻の言い訳が飛び出す軒の下の先輩
平成二十九年十月十二日
5
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角笛を預け楽士が走らせる文字になる歌山響く故
平成二十九年十月十二日
4
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アキレスの弱き先まで張る防波堤で待つバス捲るお話
平成二十九年十月十二日
3
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月衣替えに勤しむ畳間に爪を立てずに妻を語らう
平成二十九年十月十一日
4
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打ち痣を冷やす水捨て桶になり片す金槌小屋の入り口
平成二十九年十月十一日
4
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はいはいと歩む興味が踏み出したミシンの下の妻が為す事
平成二十九年十月十日
8
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嫁入りの天気に残る雨の筋伸ばす方から寄り添う謂れ
平成二十九年十月九日
6
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水温と浸した皺の手の平で掴む器の目玉の肴
平成二十九年十月九日
5
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アロエ入り嗅がせる嘘の顔拭い鼻の幼きニキビに丸描く
平成二十九年十月八日
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ふらふらと揺れる灯りは仮名文字の落ちに伴う破顔の主
平成二十九年十月八日
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端布に通す針とり伸ばし止め問うた貴方の親身かけ替え
平成二十九年十月七日
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踏み板の上の重みが黙々と吊るす坊主が覚めて余る夜
平成二十九年十月六日
7
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和紙剥がし拍子に乗せて片手間を惜しまず歌う祖父に見習う
平成二十九年十月五日
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点けて待つ君が手探る袋より柑橘類と去る言い訳
平成二十九年十月四日
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茜借り誘う夕暮れ紙白く見立てた彼の無地の帽子
平成二十九年十月三日
7
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蔦に沿い迷う顔見せ朝にある日傘は君の姿で伸びる
平成二十九年十月二日
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姪が請う結びの長さ易く取り母たる姉が梨を置く音
平成二十九年十月一日
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