とはとさん
のうた一覧
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糸ほぐし輝く様を風として瓦踏む鳥見つけ笑む人
平成二十九年十一月二十二日
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訪ね来る何人応じ主人なく宙に筆先猫の盗み目
平成二十九年十一月二十一日
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萼に触れ引いて傾き柿の実は父の話に頷き戻る
平成二十九年十一月二十日
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三様に浮かべ水面の葉が周りざわめく頃の脚と日和見
平成二十九年十一月十九日
5
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虹を見て伸ばす靴下鼻先のチョウに結んで閉じた文庫と
平成二十九年十一月十八日
7
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よく晴れた月と明かりの雲梯の下で耳掻く時計の兎
平成二十九年十一月十七日
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稲を指し在り処輝く金色の山の下行く労わり共に
平成二十九年十一月十六日
5
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片っぽの編み棒渡した妹の毛糸乗る籠正午と揺らし
平成二十九年十一月十五日
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皺を生み掴む力に衣は云い笑う赤子に釣られ口角
平成二十九年十一月十四日
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真向いの白が占め窓景に住み広げ絹引く枠と数枚
平成二十九年十一月十三日
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鈴鳴きに包み脈々行間の色を紡いで秋の灯明
平成二十九年十一月十二日
8
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欠けら吐き餌を無くした空箱の匂い忘れた魚が還る
平成二十九年十一月十一日
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居らぬ間に炒ればお喋り面々の鬼は役捨て豆が溢れる
平成二十九年十一月十日
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寝かせ耳聞かず丸まる胴の主猫のタマとて独楽は回らず
平成二十九年十一月九日
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便箋の中に収めて透かすこと放り留める読点と月
平成二十九年十一月八日
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閉じて訊く加減の妙を知る君のタイトル硬く表の一冊
平成二十九年十一月七日
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香りから転がし果実色を採り形状露わ炭描く「レモン」
平成二十九年十一月六日
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花留める金具外して梳いた娘の身振りに挟む栞の支度
平成二十九年十一月五日
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仕草真似取れない紐と重ね子の船の風行き写す日々生き
平成二十九年十一月五日
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送風と紙が捲れて首筋の主人残して「紫煙」と書く手
平成二十九年十一月四日
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