とはとさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 綾を成す紐の水色形保ち交わす口語の思い出かえし 平成二十九年十二月十二日 7 もっと見る
- 針の音に縮む衣の身を熟し指の五つで撫でた山肌 平成二十九年十二月十一日 7 もっと見る
- 足肌に寒き水より火照り消えすする鼻音を残し耳冴え 平成二十九年十二月十日 6 もっと見る
- 咀嚼して浴びる陽の中果実なるみかん置く腹起床を描き 平成二十九年十二月九日 4 もっと見る
- 前脚を借りて遊ばす猫と子を囲い忙しく師走の返事 平成二十九年十二月八日 5 もっと見る
- 石削る流れ清らか老いて知り川辺育ちの蛙見守る 平成二十九年十二月七日 5 もっと見る
- 笹舟を請われ教えた人の背を追えば高々白き月の見 平成二十九年十二月六日 7 もっと見る
- 雪の子と歩き窪ませ足跡の始めにつけた尻餅厚く 平成二十九年十二月五日 7 もっと見る
- 枝振りの先を見通し空に発つ小鳥揺らした巣箱の形 平成二十九年十二月四日 5 もっと見る
- 玉石を戻し拭えば冬に吹く風と水面の私に触り 平成二十九年十二月三日 6 もっと見る
- 濡れ袖を叩く布巾の色に咲き藍の好みは画して小雨 平成二十九年十二月二日 7 もっと見る
- 石突きを回し遊んで快晴の子等が発する嬉々の早口 平成二十九年十二月一日 9 もっと見る
- 靄に触れ朝を歩けば草々の間分け行く人馬の息 平成二十九年十一月三十日 5 もっと見る
- 冷やかに底を戻して器に挿さる花弁重なる今日写す 平成二十九年十一月二十九日 5 もっと見る
- 箱抱え下る梯子と思い出に逸る末の娘話し恥かし 平成二十九年十一月二十八日 3 もっと見る
- 耳打ちと約する指の口は笑み摘む親子と菓子が甘くて 平成二十九年十一月二十七日 5 もっと見る
- 拙さに加え紙折り順番の一つひとつを教え子は親 平成二十九年十一月二十六日 8 もっと見る
- 言にして先に遊ばせ軒下の溜まり打つ雨濡れず田に青 平成二十九年十一月二十五日 4 もっと見る
- 足袋を手に歩け日和の晴れ間縫い姿着物と母娘囃して 平成二十九年十一月二十四日 8 もっと見る
- 柄になく足せば可憐な絵を抱え夫人立つ庭木々と実に成る 平成二十九年十一月二十三日 5 もっと見る
