とはとさん
のうた一覧
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薄皮の残り見つけて縁側の土に捨てつつきみの口拭き
平成三十年七月二十八日
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手ほどきの布に拭かれた背に丸く言葉優しき朝にただ起き
平成三十年七月二十八日
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塗布が沁み苦味露わな夏の頃思い隠して蚊帳の眉根を
平成三十年七月二十七日
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腹探りあれば懐熱い夜の本音に青し貧筆に足し
平成三十年七月二十七日
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キミ、と書き話し言葉で綴る夜の夕餉遅くに恋が欠伸し
平成三十年七月二十六日
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さてかえる相対しては両の目にいい訳写し酔いに水差し
平成三十年七月二十六日
4
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小光のマス目浸して筆を置き返し読んでは飽きて月食べ
平成三十年七月二十六日
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ささのはと唱え動かし鳴る首の骨の心地が庭を描かせ
平成三十年七月二十六日
3
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茎だけを集め姿が陽に向かい巨してぶつかる塀の夕暮れ
平成三十年七月二十二日
3
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背反で叫ぶ好きさのお返しに手放し下る傾きの街
平成三十年七月二十二日
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紐を引く加減新たなフレーズを書き留め夜半醒めたオスメス
平成三十年七月二十二日
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金網の網に触れ沿う筋道と俯く君が砂利道の訳
平成三十年七月二十二日
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溶ける度汗と脂のあなた突く形卵の焼けた半ばで
平成三十年七月二十二日
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曲面に沿わせ白々三日月の端で休ませ還る鳴き声
平成三十年二月三日
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追えば跳ぶ文の頭を揃え掻き鳴く声三つの鳥が象り
平成三十年二月一日
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「赤傘」と綴り待つ面向けず吹く雨に夕餉は家路急がせ
平成三十年一月二十八日
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鬼面剥ぎ嬉々と晒せば親に子の素は洗われ青々笑い
平成三十年一月十四日
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厠打つ雨の脚跳ね板の戸の閉じた外聴く竈馬行く
平成三十年一月十一日
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舟底を啄む魚の背に沿わせ指が生む唄櫂の人乗せ
平成三十年一月九日
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凧が寝る広間跨いだ午後に掛け舌を仕舞う仔お手に鼻乗せ
平成三十年一月七日
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