とはとさん
のうた一覧
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紙幅引き詰める一人の奥行きと手首の鈴と血のりを洗い
平成三十年八月六日
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盃に満ちる糖度を見つめ尚辛く成れずに妻と衣擦れ
平成三十年八月六日
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長い手の君に渡した皿に在る切られもしないレモンの黄色
平成三十年八月六日
6
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暦借り数え指ゆくとある日の白湯を飲み干し主人発つ郷
平成三十年八月五日
4
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人を成す体液尽くし抜く色が表す者の乳を吸わずに
平成三十年八月五日
2
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古書を閉じ思案巡らせ唇の動き見つめる烏が二羽居る
平成三十年八月五日
7
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恋を付け仇取らずに泣くキミの敵になれない名を書くテスト
平成三十年八月五日
4
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掛け軸の縦に生まれし逸話鳴く庭の植樹を去れば腹空き
平成三十年八月四日
7
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矍鑠と歩き舗装の街叩く模範なる祖父夏の背に汗
平成三十年八月四日
7
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夜に干し明日に乾けとベランダの女子が捲ればシャツの二の腕
平成三十年八月三日
6
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硬貨無くタダで預けた思い出に身体無くした花火が消えた
平成三十年八月三日
6
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止むを待ち幹の大樹に寄りかかる背広姿が形容払い
平成三十年八月二日
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とくとくと注ぎ転がし梅と子の味わい若く助力に青く
平成三十年八月二日
4
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煙らせる男言葉が天に消え二の句産み出すお腹を摩り
平成三十年八月一日
6
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クリームの色を伸ばした肌捲りレモン色した下着があれば
平成三十年八月一日
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頬合わせ嗅ぎ合う程に焦れて噛む犬の真似した身体洗った
平成三十年八月一日
4
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くんくんとインク嗅ぐこの猫の身にひと文字合わず愛でる物忌み
平成三十年八月一日
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畳み目に視線置きつつ話す今日知らない君の足が長くて
平成三十年七月二十八日
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髪結わず裸婦で問われた乳房持ち吸えば煙りの燈見せつけ
平成三十年七月二十八日
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夕に聴く子子の鼻歌盗られずに欠けた西瓜の晩の寝心地
平成三十年七月二十八日
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