とはとさん
のうた一覧
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雪の子と歩き窪ませ足跡の始めにつけた尻餅厚く
平成二十九年十二月五日
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針の音に縮む衣の身を熟し指の五つで撫でた山肌
平成二十九年十二月十一日
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綾を成す紐の水色形保ち交わす口語の思い出かえし
平成二十九年十二月十二日
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厠打つ雨の脚跳ね板の戸の閉じた外聴く竈馬行く
平成三十年一月十一日
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夕に聴く子子の鼻歌盗られずに欠けた西瓜の晩の寝心地
平成三十年七月二十八日
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畳み目に視線置きつつ話す今日知らない君の足が長くて
平成三十年七月二十八日
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矍鑠と歩き舗装の街叩く模範なる祖父夏の背に汗
平成三十年八月四日
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掛け軸の縦に生まれし逸話鳴く庭の植樹を去れば腹空き
平成三十年八月四日
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古書を閉じ思案巡らせ唇の動き見つめる烏が二羽居る
平成三十年八月五日
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蔦に沿い迷う顔見せ朝にある日傘は君の姿で伸びる
平成二十九年十月二日
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端布に通す針とり伸ばし止め問うた貴方の親身かけ替え
平成二十九年十月七日
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嫁入りの天気に残る雨の筋伸ばす方から寄り添う謂れ
平成二十九年十月九日
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鬼となり駆け回る先庭の鯉大の大人と木霊する主
平成二十九年十月十二日
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色を垂れ乾きを待たす鳴き声に真昼の梅の枝を掛け立つ
平成二十九年十月十三日
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刻々と巨なる人影梁鳴らし見つけ家守と体躯が登る
平成二十九年十月十五日
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子で囲む卓上の字義数かぞえ吠え声を食む室内と犬
平成二十九年十月十六日
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連想を抱え坂道上る身と芋を幼く蒸す不便さ
平成二十九年十月十七日
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傍に寄り高台なぞる日向来て逆さ湯呑みの固いお話
平成二十九年十月十九日
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一つずつ被せ大小傘を置きたつたつ歌うしゃがむ子誘う
平成二十九年十月十九日
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逸話聞き抱かれ年少指をさし導く大の人描く星座
平成二十九年十月二十日
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