とはとさん
のうた一覧
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昼をまね街灯木漏れ日ささやかな風に刃向かう二人の車輪
平成二十九年九月二十五日
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仲違う重み沈ませ足の人手の甲ぶつけことば産む海
平成二十九年九月二十七日
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予報する異性は雨と繰り返し文字追う指の恋路に伝う
平成二十九年九月二十八日
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茜借り誘う夕暮れ紙白く見立てた彼の無地の帽子
平成二十九年十月三日
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踏み板の上の重みが黙々と吊るす坊主が覚めて余る夜
平成二十九年十月六日
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ふらふらと揺れる灯りは仮名文字の落ちに伴う破顔の主
平成二十九年十月八日
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アロエ入り嗅がせる嘘の顔拭い鼻の幼きニキビに丸描く
平成二十九年十月八日
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表れる紅の鞠取り放るそこ付けずに隠す鈴の踊り音
平成二十九年十月十五日
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昨日と記し綴じれば年長を歩く母から香る物当て
平成二十九年十月十五日
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先遊び過ごす日影の路地歩き二人鼻歌空に立て掛け
平成二十九年十月二十四日
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あやす手と頬に包まれ寝る貴方夕を濃くして手真似る鳥と
平成二十九年十月二十五日
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編む蜜と団子に続く鼻鳴らす甘い企て重さを諮り
平成二十九年十月二十八日
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踏み足の型に嵌めれば白雪にはしゃぐ頬紅厚く恋とし
平成二十九年十月二十九日
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白を溶き曲げる筆引く兎の目藍を洗った物干しの役
平成二十九年十月三十日
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お話と祖父に耳あて帽子の子廻しくるくる南天と星
平成二十九年十一月一日
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大人しく前に硯を置く机手紙認め写し読む恋
平成二十九年十一月一日
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虹を見て伸ばす靴下鼻先のチョウに結んで閉じた文庫と
平成二十九年十一月十八日
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萼に触れ引いて傾き柿の実は父の話に頷き戻る
平成二十九年十一月二十日
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濡れ袖を叩く布巾の色に咲き藍の好みは画して小雨
平成二十九年十二月二日
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笹舟を請われ教えた人の背を追えば高々白き月の見
平成二十九年十二月六日
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