とはとさんのうた一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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- あやす手と頬に包まれ寝る貴方夕を濃くして手真似る鳥と 平成二十九年十月二十五日 7 もっと見る
- 疾く疾くと思い窄める口甘く君は指差す瓶のビー玉 平成二十九年十月二十四日 6 もっと見る
- 鏡台の所作に送られ梳く髪の問いに溢れた応えを視て汲み 平成二十九年十月二十三日 5 もっと見る
- ひび欠けて集め使役の指うさぎ覗く白身と茹でて脱ぐ房 平成二十九年十月二十二日 6 もっと見る
- 同衾の果てにからから鳴る胸に立てる爪先加えず漁り 平成二十九年十月二十日 8 もっと見る
- 傍に寄り高台なぞる日向来て逆さ湯呑みの固いお話 平成二十九年十月十九日 6 もっと見る
- 昨日と記し綴じれば年長を歩く母から香る物当て 平成二十九年十月十五日 7 もっと見る
- 表れる紅の鞠取り放るそこ付けずに隠す鈴の踊り音 平成二十九年十月十五日 7 もっと見る
- 色を垂れ乾きを待たす鳴き声に真昼の梅の枝を掛け立つ 平成二十九年十月十三日 6 もっと見る
- 嫁入りの天気に残る雨の筋伸ばす方から寄り添う謂れ 平成二十九年十月九日 6 もっと見る
- アロエ入り嗅がせる嘘の顔拭い鼻の幼きニキビに丸描く 平成二十九年十月八日 7 もっと見る
- 端布に通す針とり伸ばし止め問うた貴方の親身かけ替え 平成二十九年十月七日 6 もっと見る
- 点けて待つ君が手探る袋より柑橘類と去る言い訳 平成二十九年十月四日 8 もっと見る
- 茜借り誘う夕暮れ紙白く見立てた彼の無地の帽子 平成二十九年十月三日 7 もっと見る
- 蔦に沿い迷う顔見せ朝にある日傘は君の姿で伸びる 平成二十九年十月二日 6 もっと見る
- 予報する異性は雨と繰り返し文字追う指の恋路に伝う 平成二十九年九月二十八日 7 もっと見る
- 仲違う重み沈ませ足の人手の甲ぶつけことば産む海 平成二十九年九月二十七日 7 もっと見る
- 昼をまね街灯木漏れ日ささやかな風に刃向かう二人の車輪 平成二十九年九月二十五日 7 もっと見る
