とはとさん
のうた一覧
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足肌に寒き水より火照り消えすする鼻音を残し耳冴え
平成二十九年十二月十日
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石削る流れ清らか老いて知り川辺育ちの蛙見守る
平成二十九年十二月七日
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笹舟を請われ教えた人の背を追えば高々白き月の見
平成二十九年十二月六日
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雪の子と歩き窪ませ足跡の始めにつけた尻餅厚く
平成二十九年十二月五日
7
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枝振りの先を見通し空に発つ小鳥揺らした巣箱の形
平成二十九年十二月四日
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玉石を戻し拭えば冬に吹く風と水面の私に触り
平成二十九年十二月三日
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靄に触れ朝を歩けば草々の間分け行く人馬の息
平成二十九年十一月三十日
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冷やかに底を戻して器に挿さる花弁重なる今日写す
平成二十九年十一月二十九日
5
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言にして先に遊ばせ軒下の溜まり打つ雨濡れず田に青
平成二十九年十一月二十五日
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糸ほぐし輝く様を風として瓦踏む鳥見つけ笑む人
平成二十九年十一月二十二日
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訪ね来る何人応じ主人なく宙に筆先猫の盗み目
平成二十九年十一月二十一日
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萼に触れ引いて傾き柿の実は父の話に頷き戻る
平成二十九年十一月二十日
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三様に浮かべ水面の葉が周りざわめく頃の脚と日和見
平成二十九年十一月十九日
5
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虹を見て伸ばす靴下鼻先のチョウに結んで閉じた文庫と
平成二十九年十一月十八日
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稲を指し在り処輝く金色の山の下行く労わり共に
平成二十九年十一月十六日
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真向いの白が占め窓景に住み広げ絹引く枠と数枚
平成二十九年十一月十三日
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鈴鳴きに包み脈々行間の色を紡いで秋の灯明
平成二十九年十一月十二日
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欠けら吐き餌を無くした空箱の匂い忘れた魚が還る
平成二十九年十一月十一日
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丈高く見上げ摩ると霜が落ち粗々と樹皮吐く生の息
平成二十九年十一月四日
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肌の地に響く蹄の名の影と人が汲む水乾き無き土
平成二十九年十一月三日
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