とはとさん
のうた一覧
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居らぬ間に炒ればお喋り面々の鬼は役捨て豆が溢れる
平成二十九年十一月十日
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寝かせ耳聞かず丸まる胴の主猫のタマとて独楽は回らず
平成二十九年十一月九日
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香りから転がし果実色を採り形状露わ炭描く「レモン」
平成二十九年十一月六日
10
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送風と紙が捲れて首筋の主人残して「紫煙」と書く手
平成二十九年十一月四日
5
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直に塗り引き摺る色が顎で尽き仮面白色多き笑み顔
平成二十九年十一月三日
5
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言伝の紐を手折る夫隣立ち香る菜食黄緑多し
平成二十九年十一月二日
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包む身と帳が鈍く「私」を招き輝ける四肢口開く主
平成二十九年十月三十一日
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とんがりの影を熾して踊る興伏せた犬等と伸びる人身
平成二十九年十月三十日
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編む蜜と団子に続く鼻鳴らす甘い企て重さを諮り
平成二十九年十月二十八日
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「歩闊歩闊」と瞼開きの昼日中正す原稿降りる馬車道
平成二十九年十月二十七日
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早鐘に畳む石々水が跳ね炭の手を取り描く街道
平成二十九年十月二十六日
5
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落とす目と捕らえ胡蝶の羽開き閉じて古風の鼻孔をこすり
平成二十九年十月二十二日
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半紙置き浸す畳間擦れるハネつづく墨魚と顔出す面
平成二十九年十月二十一日
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もしゃもしゃと動かす口で呼べぬ名に進む描写は飽きず文鳥
平成二十九年十月二十一日
5
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膨らみを足し書く腹の戯画に名を思案する鼻口に腕組み
平成二十九年十月十三日
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打ち痣を冷やす水捨て桶になり片す金槌小屋の入り口
平成二十九年十月十一日
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水温と浸した皺の手の平で掴む器の目玉の肴
平成二十九年十月九日
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ふらふらと揺れる灯りは仮名文字の落ちに伴う破顔の主
平成二十九年十月八日
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