とはとさん
のうた一覧
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はしゃぐ子の傍に転がし梨の実の育ち手に取り綺麗に写し
平成三十一年三月十九日
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墨を溜め魚を泳がし時々と半紙捲る日習う日々延び
平成三十年八月六日
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暦借り数え指ゆくとある日の白湯を飲み干し主人発つ郷
平成三十年八月五日
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古書を閉じ思案巡らせ唇の動き見つめる烏が二羽居る
平成三十年八月五日
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掛け軸の縦に生まれし逸話鳴く庭の植樹を去れば腹空き
平成三十年八月四日
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煙らせる男言葉が天に消え二の句産み出すお腹を摩り
平成三十年八月一日
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小光のマス目浸して筆を置き返し読んでは飽きて月食べ
平成三十年七月二十六日
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ささのはと唱え動かし鳴る首の骨の心地が庭を描かせ
平成三十年七月二十六日
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茎だけを集め姿が陽に向かい巨してぶつかる塀の夕暮れ
平成三十年七月二十二日
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厠打つ雨の脚跳ね板の戸の閉じた外聴く竈馬行く
平成三十年一月十一日
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舟底を啄む魚の背に沿わせ指が生む唄櫂の人乗せ
平成三十年一月九日
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舟に乗り櫂を突けば木の鳥の山谷目にし水墨流れ
平成二十九年十二月二十六日
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鐘楼を過ぎて打つ文字明々の思い咲かせて山下街並み
平成二十九年十二月二十五日
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舞いの音に付いて拙い足踏みと拍を打つ冬遠景を呑む
平成二十九年十二月二十四日
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さらさらに払う砂つけ岩に住む蜥蜴往く日の眼下を眺め
平成二十九年十二月二十三日
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野良富士の麓する徒歩牛に似た空腹笑うひと顔晴れて
平成二十九年十二月二十日
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襖開け見える相似の山に伏し寝惚け眼の現に留まる
平成二十九年十二月十八日
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用を為し木箱片さず隅に在る羽の長さに測る日々毎
平成二十九年十二月十六日
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畳目を跳んで珍客身じろぎの形に合わせた庭の鳥鳴き
平成二十九年十二月十四日
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針の音に縮む衣の身を熟し指の五つで撫でた山肌
平成二十九年十二月十一日
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